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完訳マルコムx自伝 下

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122039988
ISBN 10 : 4122039983
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

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  • chanvesa

    マルコムXの思想的転回で、批判の対象が社会(「白人は生まれつき邪悪なのではなく、アメリカの人種差別社会が邪悪な行動を起こすように影響をあたえている」236頁)となり、兄弟愛(184頁)を主張するに至ったのはメッカ巡礼であった。教団から距離を置き、マルコムXはさらにストイックな、そして当然それに伴う孤独な闘いに突き進む。「もし黒人がこの国で人権を獲得するために暴力が必要ならば、私は暴力の味方だ。」(229頁)、「私は人間と握手するならかまいません。ところであなたは人間ですか?」(223頁)

  • マッピー

    上巻での激しい白人差別(最初の人類は黒人だった、から始まり、白人は黒人の劣化版であるという主張)は鳴りを潜め、誰をも差別をしなくてすむ、個人が尊重される世の中を作るために黒人は解放されるべきという主張へとシフトしていったマルコムX。そのきっかけが、あまりのマルコムの人気に嫉妬した黒人イスラム教団の代表イライジャ・ムハマドから教団を追われ、イスラム教の本場メッカを訪問したことによるものだったのは、あまりに皮肉。マルコムXが「キリスト教では人種差別はなくせない」というのは、今のところまだ正しい。

  • 下巻も面白い。マルコムXとの会話や会話中にマルコムがメモしていた文章を元に自伝の著者がアレックスヘイリーだとは。どうりで面白い訳だ。相変わらず切れ?皮肉のある発言 アメリカの黒人の為になった白人は?「ええ、二人考えられますね。ヒトラーとスターリンです。アメリカの黒人は、ヒトラーがアメリカの白人に大きい圧力をかけるまでは、人並みの向上仕事につけませんでしたからね。そのあとはスターリンが圧力をかけてくれましたし---」 アジア人についても言及。WW2時、日系アメリカ人は収容されたがドイツ系アメリカ人は収容され

  • 冷たいウォンバット

    中防の時に読んだ事を思い出した。とても、とても、偉大な人物、いや、エネルギー、生きる気力に溢れた人物の本です。彼が善き人間であったか、悪い人間であったかは別にして、もし、何をしたらいいかわからない人は、読む。そうして、生きて、生きて、死ぬ事を学べたら、いいかなと思います。彼がもし、暗殺されず、生きていたら。そう思います。

  • おーたん

    黒人解放運動というと、キング牧師ですが、こういう人がいたと走りませんでした。キング牧師とは対極にいる人だと思います。小学校8年までで、そのあとはハーレムで麻薬だの盗みだのやって刑務所いき。父親は白人に虐殺され。彼が白人は悪魔だというとき、とてもリアルな熱を感じます。そういう社会で、環境で生きた故の生々しさというか。それでも、イスラム教徒としてメッカを訪れてからの思考転換を果たし、違った方向を目指し始めますその矢先に殺されたのは残念ですが。

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