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そっちにいかないで

Makoto Toda

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784778318574
ISBN 10 : 4778318579
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan

Content Description

毒親との生活。はじめての恋。AVデビューと引退。「あたたかい地獄」からの帰還を描く初の私小説。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • めがねまる

    かなり時間をかけて読んだので途中のエピソードを忘れているところがあるかもしれないが、具体的なエピソードと、それを著者の目を通して見た景色の描写の割合は後者のほうが多く感じ、そのせいか映像を見ているような印象が残った。泣き出す一歩手前の胸の奥をきゅっと掴まれたような切なさが読後残った。他の小説も読みたいし映画も観たいと思った。

  • タナカとダイアローグ

    「家庭環境が不遇だったから、感性が豊かで創造的なんですか?」という旨のインタビューに対し、真っ向から反対していた映像が印象的だったことから興味をもち、Spotifyを聴いて、最新の著書を購入。考えてみれば当たり前に、制約・暴力(肉体的・精神的)に怯えていると創造どころじゃない。AV現場は優しい嘘の世界、官能的で下品に魅せるための思いやりと清潔さが必要な場所だった様子で、丁寧に語られている(私小説)自分の手紙が歌になったときの心境、向き合い方に葛藤。本当嘘、清浄汚濁、二項対立で説明できることは無いと思う。

  • 最近、自分に対してものすごく劣等感を感じ、なんなんだこの人生はと思うことがあるのだが、戸田真琴氏も、似た感情を抱くことがあるのだろうか、と。文章が美しくてすごく良い本でした。人生、短編の足し算のように思えることが多々あるのだが、いくら独立していると思っていてもどこかで複雑に絡み合っているということに、後から気付かされるんだよな。何の話って感じだが。

  • erie

    これはかなり高い水準の作品だと思う。この手の経歴の人たちの作品の中だけでなく、例えば芥川賞受賞作の中に置いたとしても水準以上に来ると感じる。そもそもタイトルが秀逸である。構成がちょっとわかりにくい部分もあるが、ものの感じ方と表現の仕方がとても高いレベルにある。こういう私小説系以外に行った時に、どこまでいろんな物を作ってくれるか。

  • りさ

    まこりんの文章、大好きです 特に第一章の「ゆうれいに恋」が本当に綺麗、この恋の神聖さと特別感に安心します

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