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失踪願望。 コロナふらふら格闘編 集英社文庫

Makoto Shiina

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087448153
ISBN 10 : 4087448150
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

新型コロナウイルスに感染。その後遺症、進む老い、逆に進まない原稿と、もろもろに悩まされる日々。80歳を前に、募る一方の「失踪」への願望。日記形式で綴られる、サイアク、しかしときどきサイコウな、ある一年の記録。いずれも6歳上の、実兄、会社員時代の上司、先輩作家らとの思い出「三人の兄たち」、壮絶な闘病の顛末「新型コロナ感染記」も収録。作家生活45周年を突破したシーナの現在地。

目次 : 失踪願望。(カニカマ、骨折、コルセット 二〇二一年四月と五月/ 海苔弁、コロナ、Xデー 二〇二一年六月/ 禁酒、漂流、金メダル 二〇二一年七月/ 相棒、オアシス、後遺症 二〇二一年八月/ 返納、お帰り、おとなり座 二〇二一年九月/ 衆愚、減薬、初投票 二〇二一年一〇月/ 講演、ブンガク、紅葉狩り 二〇二一年一一月/ 族長、満月、ガイコツテレビ 二〇二一年一二月/ 夫婦、胃カメラ、あすなろ忌 二〇二二年一月/ 冬ウツ、貧困、ウクライナ 二〇二二年二月/ SF、寅さん、失踪名人 二〇二二年三月/ 通院、タケノコ、春の海 二〇二二年四月/ 東北、賢治、初シュジュツ 二〇二二年五月/ アオムシ、生還、誕生日 二〇二二年六月)/ 三人の兄たち/ 新型コロナ感染記

【著者紹介】
椎名誠 : 1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ソラ

    【読了】D 以前は既刊のエッセイはほぼ読んでいたが、最近では手に取ることもなくなり、久しぶりに読んでみた今作。あんなにエネルギッシュだった椎名誠さんも老いたなと…。

  • ソラ

    【再読】

  • tko odgk

    椎名が元気ない。年を取ったのだから仕方がないのだが、そんな椎名を見たいわけではないので、いつまでもワシワイ食って、ぐびぐび飲んで…という姿を期待していたら、見事に肩透かし。妻の一技さんにいろいろ世話になって、年若い友人たちや孫たちに囲まれて幸せそうに老後を送っている。うらやましい限りだ。

  • 吉田正

    奥さんのノロケ話が多いね。

  • CEJZ_

    1P17行。元の本は2022年刊。2021〜2022年の日記、三人の兄たち、新型コロナ感染記の3つのパートで構成。久々に椎名誠の本を読んだ。思えばいろんな本を読んできた。日常のエッセイ、紀行、旅、食、アウトドア、小説、SFなど。現在80代だが今も各誌で連載がある。全体はシリアスな本で、特に日記が良かった。欄外に付した当時の社会時事記録も良い。コロナまん延からやや緩和に向かう頃、コロナに罹患し体験を綴る。椎名誠の文章はずっと読んでられるなあ。この日記連載は継続中なので、続巻、続続巻も読んでいきたい。

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