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[USED:Cond.AB] Symphony No.6 : Michael Gielen / SWR Symphony Orchestra (2performances: 1971, 2013)(+Interview)(3CD)

Mahler (1860-1911)

User Review :5.0
(1)

Used Details

Artwork
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Other Condition
:
3枚組み,ケースすれ
:
HMV record shop online

Item Details

Genre
Catalogue Number
SWR19080CD
Label
Germany
Format
CD
Other
:
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Product Description

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ミヒャエル・ギーレン追悼アルバム
マーラー:交響曲第6番『悲劇的』(2種の演奏、1971年&2013年)


2019年3月8日にこの世を去った大指揮者ミヒャエル・ギーレン[1927-2019]。近現代作品を中心とした幅広いレパートリーを研ぎ澄まされた解釈で演奏、その切れ味の鋭い表現が高く評価されました。なかでもマーラーの演奏には定評があり、南西ドイツ放送交響楽団との全集はギーレンの代表作として現在でも変わることのない人気を誇っています。
 今回登場のメモリアル・アルバムは、1971年と2013年に収録された2種類の「マーラー:交響曲第6番」の演奏が収録されており、ギーレンの解釈の熟成を目の当たりにすることができます。どちらもギーレン・エディション第6集『マーラー:交響曲全集』に収録された1999年9月録音の音源とは違う貴重なもので、ギーレン・ファンにとってまたとない贈り物となります。
 この2種類の演奏は、第2楽章と第3楽章の順序が1971年(1999年録音も)において「Scherzo - Andante」の順になっているのに対し、2013年の演奏は「マーラーの最初の構想に近い」とされる「Andante - Scerzo」の順になっています。そして何といっても際立つのは演奏時間の違いでしょう。2013年の演奏は、1971年はもちろん、1999年の演奏よりも更に遅く、1枚のCDに収録できないほどの長さ(約94分!)、まさにギーレン熟考の末のマーラーが展開されています。
 2001年のインタビューの抜粋も、短いながら、ギーレンが考える「マーラーと宗教の関係」が、第6交響曲のハンマーの用い方を例に示されるなどとても興味深い内容となっています。3枚組ですが、1枚分の特別価格です。(写真c Wolfram Lamparter)(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』


 第1楽章:Allegro energico, ma non troppo. Heftig, aber markig (21:04)
 第2楽章:Scherzo. Wuchtig (12:02)
 第3楽章:Andante moderato (13:15)
 第4楽章:Finale. Allegro moderato - Allegro energico (27:36)

 録音時期:1971年5月12-14日
 録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
 録音方式:ステレオ(セッション)

Disc2
● マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』


 第1楽章:Allegro energico, ma non troppo. Heftig, aber markig (27:45)
 第2楽章:Andante moderato (15:31)
 第3楽章:Scherzo. Wuchtig (16:09)

Disc3
 第4楽章:Finale. Allegro moderato - Allegro energico (34:40)

 録音時期:2013年8月21日
 録音場所:ザルツブルク、祝祭大劇場
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

 南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

● マーラーは宗教を信じていましたか?(ドイツ語、ブックレットに原語テキスト及び英語訳掲載)
〜2001年11月13日、パウル・フィービヒのギーレンへのインタヴューより抜粋(1分43秒)〜

 インタヴュー以外、初リリース(輸入元情報)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ギーレン先生、あなたもか。 最新録音20...

投稿日:2019/08/26 (月)

ギーレン先生、あなたもか。 最新録音2013年のこのマーラー6番を聴きますと、最晩年の指揮者にしばしば起こる現象、すなわちテンポが極めて遅くなり細部の拘泥などの「巨匠化現象」とでもいうべきものが、やはりギーレン先生にも起きていたようで、それを1971年の録音と並べることでより際立った差異がある印象を抱かせる罪作りなセットであります。すべての楽章において、71年に比べてはもちろん、84年の旧ベルリン放送交響楽団とのライブ、および全集に含まれている99年録音と比べても際立って遅いテンポとともにフレージングの伸びたり縮んだり変化に富んでいるのもちょっとギーレン先生らしからぬ。これを「主情的」と呼ぶのは簡単ですが、ギーレン先生の作ってきた音楽一般を形容するにはふさわしくない言葉ですね。と、書くと何か非常に否定的に聞こえますが、私は実に満足しているセットです。71年の方も非常に聴きやすい音ですが、2013年は録音がすごく優秀とあって細部までマーラーの管弦楽法の意図がよくわかる素晴らしい録音に違いありません。いままで聴いてきたギーレン先生と違うけど。

John Cleese さん | 静岡県 | 不明

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