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[USED:Cond.A] Mahler : Symphony No.6 "tragic"

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5
(4)

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Non
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OVCL00051
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CD

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超ハイテンション!アシュケナージ渾身の「悲劇的」

第7番(実演では5番も)に続く手兵チェコ・フィルとのマーラーで、2001年2月、プラハでのデジタル録音。指揮者としての経歴を着実に積んで来たアシュケナージの一つの頂点を見るかのような、圧倒感のある力演です。早めのテンポに乗る冒頭から、唸り声も混じるそのハイテンションぶりには驚くばかり。テンポ変化には大きくメリハリを付け、アウフタクトなどに聴かれる溜めも十分、旋律は弦を中心に幅広く歌われ、室内楽的な箇所でもパートバランスが慎重に図られています。第1、2楽章と緊張は緩むことなく突き進み、第3楽章の不安感と雄大なカンタービレの対比も見事。そしてチェコ・フィルがキレる第4楽章も聴きもので、ハンマーは鈍い音で打たれています。ちなみに、この楽章ではチューバと5番トランペット(プラハ放送響ズヴォラーネック)の存在感も大。78分弱という、ぎりぎりCD1枚の収録となっています。

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Comprehensive Evaluation

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これは、アシュケナージがEXTONに録音した...

投稿日:2010/09/05 (日)

これは、アシュケナージがEXTONに録音したマーラーの中では最も成功している。テンポは早め。さらにメリハリがついており、分かりやすい。録音も、ルドルフィヌムの残響をうまく処理しており、マスとしても美しいが、ディーテールも克明で、特に第一楽章の弦の内声の不気味な動きが良く分かる。アルマのテーマも適度に歌わせている。アンダンテ・モデラートも、センスの良さを感じさせる。終楽章も、錯綜した楽想が整然と響く。スケルツォはやや軽く、もう少し重心が低くていも良いかと思うが、全体の解釈のなかでは、妥当であると思える。録音は非常に優れており、美しいマーラーの6番を聞こうと思えば、シャイー盤とともに、真っ先にこれをお勧めしたい。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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まったく期待していなかったせいか、意外と...

投稿日:2010/07/19 (月)

まったく期待していなかったせいか、意外とよかった。 アシュケナージの指揮は、良くも悪くも常に正統的だ。正統的な演奏ではつまらないはずの同曲のはずだが、この演奏にはアシュケナージらしからぬ? 推進力を感じる。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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始まったとたんに明快で疾走するようなテン...

投稿日:2008/03/21 (金)

始まったとたんに明快で疾走するようなテンポ。音楽の輪郭を整えながら、最後までこの緊張感が持続します。金管の音色は周りとのバランスを十分に配慮して熟考されたもの。収録されたホールのサイズまで考慮に入れた理想のサウンドを展開しています。

シャモシャムリン さん | 北海道 | 不明

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