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モネのあしあと 幻冬舎文庫

Maha Harada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344430792
ISBN 10 : 4344430794
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan

Content Description

マネ、ドガ、ルノワール。誰もが知る「印象派」だが、モネの『印象‐日の出』が「印象のままに描いた落書き」と酷評されたのがはじまりだ。風景の一部を切り取る構図、筆跡を残す絵筆の使い方、モチーフの極端な抽象化など、まったく新しい画法で美術界に旋風を巻き起こしたモネ。その波乱に満ちた人生を、アート小説の旗手が徹底解説。

目次 : クロード・モネの関連地図/ プロローグ 私とモネとの出会い/ 第1章 モネが生きた新しい時代/ 第2章 印象派絵画の新しさ/ 第3章 モネのあしあとを追って/ 第4章 小説『ジヴェルニーの食卓』について/ 第5章 マハによるモネのあしあと案内/ エピローグ いま、改めてモネと出会う意味/ 花は咲いている―あとがきにかえて

【著者紹介】
原田マハ : 1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。17年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ykmmr (^_^)

    小説家と同時に、『アート愛好家』のマハさん。美術印象派の先駆けであるモネ。音楽の印象派(ドビュッシーたち)と同じように、今までの絵画の姿を打ち破り、新たな絵画に挑戦した姿や日本の『浮世絵』から受けた影響、自分の『絵画世界』を作る為の必需品などが、書かれている。時代の流れ的に、十分ありうる事だけど、モネやゴッホは、日本の『浮世絵』に影響を受けて、活路を見出している訳だが、そこが昨今の、日本人のモネ好き、ゴッホ好きにも結びついているのだろう。彼らが『浮世絵』からの受けた物が、現代の日本人に受け継がれる。

  • おしゃべりメガネ

    タイトルどおり、まるまる一冊ひたすら「モネ」のお話ガイド本でした。マハさんの名作『ジヴェルニーの食卓』を読んでましたが、こちらのガイドを読んでから、読み直すとまた更に楽しみが広がるかもしれません。正直言うと個人的にはあまり絵画(アート)には興味、関心が薄いほうなので、本作のありがたさもきっと十分に読みきれてないんだと思っています。絵画好きでマハさん好きで、もちろんモネ好きな方には素晴らしい一冊なんだと思います。でも、普段それほど関心、興味のない自分が'読書'を通じて、絵画に少しでも触れるのは大切ですね。

  • KAZOO

    幻冬舎新書ででていたのを知っていたのですがいつのまにか文庫版が出ていたのですね。「ゴッホのあしあと」に続いてモネについてのいろんな観点からの人物像がわかってきます。私はゴッホほどにはあまり好みではないのですが、それでもオランジェリー美術館の大きな作品群の前では感動しました。小冊子ですが参考になりました。

  • shinchan

    マハさん、21作品目でした。以前『ジヴェルニーの食卓』を読み終えた後に、名作[日の出]を部屋に飾りました。ルソー、ゴッホ、ピカソ 、モネ、ゴーギャン、マハさんの本により元々好きな印象派に益々興味を持ちました。モネが死去して、97年かー❗️

  • クプクプ

    モネが幼少の頃、フランスの港町のル・アーブルに住んでいて、大人になってからもル・アーブルへ絵を描きに通っていたことを初めて知りました。40代でジヴェルニーという村に家を買ったそうです。その家で園芸家を沢山の人数雇い、睡蓮の池もつくったそうです。パリに住み続ける画家とモネのようにパリから出ていく画家がいるそうです。絵にはピカソのゲルニカのように強いメッセージ性をもつものもありますが、原田マハさんはモネの絵は常に希望をもって描かれていると書いていました。「モネのあしあと」を読んだ記念に睡蓮の写真をつぶやきます

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