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ゴッホのあしあと 幻冬舎文庫

Maha Harada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344430174
ISBN 10 : 4344430174
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2020
Japan

Content Description

生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺したフィンセント・ファン・ゴッホ。彼は本当に狂気の人だったのか?その死の真相は?アート小説の第一人者である著者が世界的謎を追う。フランス各地に残されたゴッホのあしあとを辿り、努力家でインテリ、日本に憧れ続けた「人間・ゴッホ」の魅力を再発見。旅のお供にも最適な名解説。

目次 : プロローグ 私とゴッホとの出会い/ 第1章 ゴッホの日本への愛、日本のゴッホへの愛/ 第2章 パリと林忠正/ 第3章 ゴッホの夢/ 第4章 小説『たゆたえども沈まず』について/ 第5章 ゴッホのあしあとを巡る旅

【著者紹介】
原田マハ : 1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。17年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    ゴッホ✖️マハさんは『たゆたえども沈まず』、『リボルバー』も刊行している幻冬舎さんが最も適していますね( ¨̮ )。正しく『たゆたえども沈まず』の着想の過程や創作部分についての解説に紙面を割いてあり、とても良いガイドになっています。ゴッホの作風は独特過ぎて、真似して描くと模倣にしかならなくなってしまいますね。故に現役画家であった際は、その評価されるに至らなかったのでしょうかね。ゴッホはセーヌ川を描いていなかったのですね。言われてみれば意外かも。でも『星月夜』の中にセーヌ川を見出しているのが良いですね〜。

  • KAZOO

    原田さんが「たゆたえども沈まず」やそのほかの本を書かれるに際して調べたゴッホについての様々な情報が記されています。ゴッホとの出会いやその生涯、あるいはその作品が収められている美術館などについての記載もあり参考になります。この本を読んでこの作者の本を読むとさらに楽しくなります。

  • けいご

    ゴッホの「狂気と情熱の画家」という表面上のイメージを優しく変えてくれる1冊です★「星月夜」や「ひまわり」など教科書やTVでほんの少ししか目にしたことがないはずなのに「ゴッホの作品はなぜこんなに記憶に刻まれているんだろう?」その答えが少しわかる気がしました。僕には気軽にパリに行くなんてできなのでストリートビューでゴッホとマハさんの足跡を辿りながら読み進めていたのですが、至る所にゴッホの生きた証が通りの名前や形として残っていてこの状況をゴッホ本人がみたらびっくりするんだろうな〜っとしみじみと思いました。

  • まちゃ

    「たゆたえども沈まず」で描かれたフィンセント・ファン・ゴッホと弟・テオ、そして「ジャポニスムの影の立役者」といわれる林忠正を再発見。「たゆたえども沈まず」を読んだ方にお薦めです。マハさんがフランス各地に残されたゴッホのあしあとを辿り、名画を生み出すために苦悩し続けた「人間・ゴッホ」の魅力を解説。また、日本と印象派をつないだ人物として林忠正を再評価しています。その上で作家・原田マハの小説へのアプローチを垣間見ることもできる興味深いものでした。気軽にアートの魅力に触れることのできる一冊だと思います。

  • shinchan

    「たゆたえども沈まず」を読む前に、マハさんのご指導通りしっかり知識を得ました。一つ一つの紹介作品を都度検索しながら、ゴッホに対しての間違った感覚もかなり補正し終わりました。

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