Books

おいしい水

Maha Harada

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000281720
ISBN 10 : 4000281720
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大好きな街が、通りが、喫茶店があった。憧れの人がいた。携帯電話もないあの頃、会いたければ、待つほかなかった…。若い恋の決定的瞬間を辿るラブストーリー。実力派小説家と気鋭の画家による花の競演シリーズ。

【著者紹介】
原田マハ : 1962年生まれ。作家、インディペンデント・キュレーター。デビュー作『カフーを待ちわびて』で、日本ラブストーリー大賞(2006年)受賞

伊庭靖子 : 1967年生まれ。画家。身近な素材の細部にやどる色彩の滲み、光の揺れを油彩で描き、透明感にみちた絵画空間を創作。国内外で高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
80年代の神戸の街を思い出しました。写真が...

投稿日:2016/05/07 (土)

80年代の神戸の街を思い出しました。写真が本文にマッチして しゃれた本です。出版社が岩波書店らしくない本です。

あんず さん | 東京都 | 不明

0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • hiro

    700ページを超える『とっぴんぱらりの風太郎』に少し疲れて、1時間で読めるこの本を気分転換のつもりで読んだ。原田さんといえば、美術というイメージが強いが、『キネマの神様』では映画、この本では写真が重要な役割を担っていて、原田さんの引き出しの多さには驚く。あの地震の10年前の神戸が舞台の女子大生の恋の物語だが、山と海に挟まれた港町神戸の風景、あずき色の阪急電車、二人称の意味の‘自分’が使われている関西弁の会話など、関西人には身近に感じる小説だった。『おいしい水』の意味を知りたい方は、是非読んでください。

  • れみ

    神戸が舞台の、主人公が大学生の頃に憧れたふしぎな男性ベベとの恋のお話。マハさんの書くお話や文章大好きなので短いと少し物足りなさはあるけどこういう雰囲気はとても好き。写真ぽい挿絵も綺麗。神戸を旅したときに見た風景を思い出しながら読んだ。あとどうでもいいけど私の中でベベは綾野剛さんのイメージ(^^)

  • ❁かな❁

    原田マハさんの作品を読むのは7作目。お気に入りさんの感想から読んでみました!とってもオシャレで素敵な雰囲気で好みです♡薄い本なのでスタバですぐ読了できました!神戸を舞台にした切ない初恋のお話で先月ちょうど神戸に行ったところなので神戸の街並みや阪急電車が頭に浮かびました(´▽`*)作品の中で紹介されてる写真家の方々や音楽で知らないものは気になります♪後半2回ウルウルしてしまいました(இдஇ; )とても切ないけど、べべと過ごした時間はいつまでも素敵な想い出だろうな♡中の絵も素敵で雰囲気を楽しめるような作品*

  • AICHAN

    図書館本。神戸を舞台にした短い短いラブ・ストーリー。短いけれど深さを感じさせる。透明な文章が想像力をかき立てて深い味わいをもたらす。まるで詩のような作品。マハさんならではの高度な作品だと思う。主人公は岡山生まれで神戸の大学生になった。マハさんは幼少期を岡山で過ごし関西学院大学に入った。そんなところから、マハさんの青春の1ページを切り取った作品のようにも思う。「おいしい水」は甘じょっぱい。

  • とし

    カセット式ウオークマンは懐かしい、携帯電話も無かった80年代、場所は神戸での甘く切ないラブストーリー、良いですね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items