【特集】 今、もっとも面白いロック!
終わったとか終わってないとか、なんだかんだと議論しても、今もポップ・ミュージックのメインストリームにあり続けるロック。今も世界各地から新しい音が発信され続けていますが、「そんなにたくさん、味見するだけでも大変だ」「新しいロックに面白いものなんてあるの?」―そんなアナタにこそ聞いてほしい、“今、もっとも面白いロック”がここにあります。やっぱりロックは面白い!
■ 現在進行形のロックを同時代に聞く方が絶対に楽しい
■ 今、もっとも面白いロック・アーティスト
レディオヘッド―トム・ヨークに聞く
ルーファス・ウェインライト
特定のジャンルに収まらない才能を狂い咲きさせる異才
アニマル・コレクティヴ
サイケでフォークで実験的でポップで予測不可能なボルティモアの音楽集団
スフィアン・スティーヴンス
ユーモアで酔狂で想像力あふれるベック以来の逸材
デヴェンドラ・バンハート
“フリー・フォークの寵児”を超えた現代のポップ・アイコン
ジョー・ヘンリー―
巧みなジャズメン起用でイメージを具現化するストーリー・テラー
ベイルート
フェイクを纏って脳内郷愁を表現するニューメキシコ出身の若者
コールド・ウォー・キッズ―
スピリチュアルでソウルフルなカリフォルニアの若き3人組
ドゥンエン
スウェーデン南部で育まれた自然に歪んでしまったサイケ・ロック
ジャスティン・アダムス
ティナリウェンとの仕事が決定打の“ロック”なイギリス人ギタリスト
ゆらゆら帝国
洒落ているがオシャレに堕さないモダ〜ン“ポップ”ミュージック
■ ロック放談08:松山晋也×渡辺亨
「“妄想系”と“ワールド・ロック”が鍵だ」
■ 【アンケート】あなたにとって、今、もっとも面白いロックとは?
岡村詩野、小野島大、高橋健太郎、萩原健太、山口智男、油納将志、和久井光司
○細野晴臣トリビュート第2弾『Strange Song Book』
細野晴臣のストレンジな世界―もっとガンボに、一味違ったニセモノに…
○【インタヴュー】ボアダムズ―ヤマタカアイEYEに聞く―
○エディット・ピアフとその周辺―歌謡としてのシャンソンの特異性
○コンジュア
奇才キップ・ハンラハンのディレクションの凄味を存分に味わえるプロジェクト
○カフェ・タクーバ
メキシコ・ロックの最前線を走り続けるオルタナ・ヒーロー
○オゾマトリ
エスニシティのカオス、LAという街を体現するバンド
○オルケストラ・インペリアルほか、サンバの新潮流
○佐井好子
あなたの知らない佐井好子という世界
伝説のシンガー・ソングライターが約30年ぶりに復活
○アルコライム
極めつけの“音楽趣味人”、高浪敬太郎による新ユニットがスタート
○【インタヴュー】タラフ・ドゥ・ハイドゥークス
○【インタヴュー】林英哲
○レニー・クラヴィッツ
ルーツをもう一度シェイクして自身のロック・サウンドを再構築
○ホセ・ジェイムズ
クラブ・ジャズ世代が生んだ本物のジャズ・シンガー
○ゴシップ
保守的な南部での少女時代の鬱屈をポジティヴなパワーに昇華
○ゴー! チーム
子供っぽい遊び心を湛えた、異色のUKロック・バンド
○キセル
唯一無二の夢幻性を奏でる“遅咲き”の兄弟ユニット
○サンタラ
サウンドメーカーとして成長し、刺激的な異色ポップを生み出す二人組 ほか