★特集: ゆらゆら帝国
現在の日本音楽シーンの中でも強烈に“ロック”な異臭を放ちながら不気味かつ圧倒的な存在感を誇る、ゆらゆら帝国。熱狂的なファンを増やし続け、ライヴ・チケットは入手困難を極めており、国内ではもはや神格化されつつある彼らだが、へヴィでサイケな音像、衝撃的な外見、ユニークな言語感覚・・・彼らを構成する要素の向こうに何があるのか。今や世界が注目する「最強の日本語ロック・バンド」ゆらゆら帝国の魅力を、新作『空洞です』のリリースを機に、徹底的に考える。
■【インタヴュー】坂本慎太郎 “不安定な”ロック・バンド=ゆらゆら帝国の歩みを語る
「全部諦めた上での表現というか、諦めたのを前提として何かやろうというのは根底にありますね」
■オリジナル・アルバム・ガイド
■【インタヴュー】第4のメンバー=プロデューサーの石原洋に聞く
■“無意味”という名の楽園に向かって―ゆらゆら帝国が映し出す時代の気分
○ジョニ・ミッチェル
再評価の波に押され、音楽界への不信を乗り越えた、5年ぶりのニュー・アルバム『シャイン』
○【インタヴュー】ヴァン・ダイク・パークス大いに語る
○【インタヴュー】メイヴィス・ステイプルズ
「私たちは何かしらに打ち勝ってここまできたんだから」
○あのティナリウェンがまたやってくる! その音楽から見えてくるもの
○アメリカン・インディ・シーンの地殻大変動
ブライト・アイズ、モデスト・マウス、ザ・シンズらのブレイクの背景
○トゥー・ギャランツとグッド・ライフ
サドル・クリーク・レーベル期待のバンド2組が語る、アメリカ・インディー・シーン
○【インタヴュー】あがた森魚、新作『タルホロジー』を語る
再発される作品群で浮かび上がる、あがたコスモロジー
○ハリー・ホソノ&ザ・ワールド・シャイネス
○モーサム・トーンベンダー
俺に仕切らせろ!!で始まり、行き着いたのがジュリアナ・テクノ的アゲアゲの四つ打ち!!
○ホセ・ゴンザレス
フリー・フォーク的でラテン的スウェーデン発の天然音楽に注目!
○松田美緒
ブラジルの巨匠二人とともに紡ぎ出す“根源的”で“自由”な歌
○ニッポンロックアーカイヴス 謎のレーベル、プロペラとは?
○ポール・サイモンの新ベスト盤
○ポリー・ポールズマ
…ほか