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耳袋秘帖麻布暗闇坂殺人事件 文春文庫

Machio Kazeno

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167779160
ISBN 10 : 4167779161
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan

Content Description

坂の町・麻布―昼もなお暗き暗闇坂で大八車が暴走し、若い娘が亡くなった。やがて、麻布七不思議・お化け椿の下に怪しい影があらわれて…。坂の上の富豪たちを坂の下の貧しき者が見上げた時、悲しき怨嗟が凶悪犯罪を呼び寄せる!事件の鍵を握るのは降霊術の女か!?勘定組頭時代の根岸肥前が活躍する「宮仕え」を新収録。

【著者紹介】
風野真知雄 : 1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hugo Grove

    いい男(女)なのに薄幸な人っているよね。芋洗坂に暗闇坂、仙台坂今でも残ってるよね。この時代は闇深い田舎だったんだろうな。

  • Hugo Grove

    再読

  • Hugo Grove

    再読

  • たち

    今では、おしゃれな店が並び、ビルの林立する麻布界隈ですが、江戸時代は狐狸妖怪の跋扈する坂の街だったのでしょうね。当時の人が今の麻布を見たら椿の花の色が変わるよりびっくりするだろうな〜。

  • moon-shot

    暗闇坂と言えば、島田荘司さんの奇想天外トリックの作品が有名ですけど、あちらは横浜の暗闇坂。こちらはお江戸の暗闇坂。急坂で大八車が暴走して死人が出たことをきっかけに話が次々と繋がっていく連作短編集。耳袋の著者で有名な南町奉行根岸肥前守が主人公だけあって、実際に記録された奇談も引用しつつ、合理的解釈と本物の怪異がほどよく混じった味わい。そこそこ面白いのに割とマイナーな存在なのは、風野さんの文体があっさりめで派手なシーンが少ないからか。南町奉行シリーズは今でも新作が出ているので、ポツポツ読んでいこうと思います。

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