日本が世界に誇るインストゥルメンタル・ロック・バンドMONO、結成25周年記念ライヴ作品『Forever Home: Live in Japan with Orchestra PITREZA』
- 15年ぶりとなる日本でのオーケストラ公演を収録 -
MONOがオーケストラを従えたライヴを初めて構想したとき、それは一度きりの夢のように思えた。特殊な条件、志を同じくする多くの協力者、そして膨大な幸運が揃わなければ実現し得ない催しに思えたからだ。ちょうどキャリア10年目の節目に行ったその挑戦は、彼らにとってこれまでで最も野心的な試みだった。母国・日本から飛び立ち、当時皮肉なことに日本よりも米国や欧州で高い評価と実績を得ていた彼らはニューヨークに降り立ち、オーケストラを編成し、リンカーンセンター近くの歴史ある会場を押さえ、自らに賭けて真に忘れがたい一夜を作り上げた。その公演は大成功に終わり、以後オーケストラとの共演はMONOのアイデンティティを特徴づける要素となった。
2009年のあの魔法のような夜以来、MONOは多様なオーケストラとともに世界各地で36公演以上を行い、ほぼ同数の国々にわたってその音楽を届けてきた。しかし、日本での同種の公演は長らく途絶えていたが、物語に満ちたキャリアが四半世紀に達した今、MONOは2024年11月、ついに故郷でおよそ15年ぶりのオーケストラ公演の実現を果たした。
『Forever Home: Live in Japan with Orchestra PITREZA』は、MONOの25周年記念“『OATH』オーケストラ・ワールド・ツアー”を讃える作品であり、2024年後半にヨーロッパ、アジア、アメリカで計20公演に及んだツアーの集大成である。東京・Spotify O-EASTで満員の観客を前に収録された本作は、オーケストラ・ディレクターであり長年の協力者であるChad McCulloughが12人編成のオーケストラ（日本のおーけすとら・ぴとれ座）を従え、MONOが最新作『OATH』を全曲演奏する姿を記録している。
約100分に及ぶコンサートは、バンドの代表曲「Ashes in the Snow」と「Everlasting Light」の2曲で締めくくられ、15年前のニューヨークでの初のオーケストラ公演へのオマージュを捧げる構成となっている。録音・ミックスは長年ツアーに帯同するサウンドエンジニアMatt Cookが担当。シンフォニックなアレンジとMONOの深遠な音世界が融合し、東京の一夜を「無限の海」のような体験へと昇華させている。
フィジカル・フォーマットも作品のスケールにふさわしい豪華仕様となる。長年のアート・ディレクター／コラボレーター、Jeremy deVineによるデザインの2枚組CDは、四面見開き（quadruple gatefold）仕様で、満若勇咲が監督したフルHDコンサート映像のBlu-rayを同封。多台数カメラによる圧巻のシネマトグラフィーがMONOのライヴ体験を完璧に切り取っている。
三面見開きの3枚組LPは高音質ブラック・ヴァイナルと限定カラー・ヴァイナルの2種。
CD、LPの両フォーマットには、それぞれ本公演を記録したライヴ・カメラマン岸田哲平による、28ページのフルカラー・アーカイヴ・フォトブックが付属する。
■ 国内流通仕様 Metallic Gold 3LP
TRACK LIST:
01. Oath (8:44)
02. Run On (9:22)
03. Reflection (7:27)
04. Hear the Wind Sing (9:03)
05. Hourglass (4:57)
06. Moonlight Drawing (8:11)
07. Holy Winter (7:27)
08. We All Shine (8:13)
09. Time Goes By (10:57)
10. Ashes in the Snow (12:57)
11. Everlasting Light (14:29)
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