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ピアノを基調とした叙情的で美しいトラックと万人が聴き取りやすい発声、心に響くポエティックなリリックが所謂HIPHOPリスナーは勿論、HIPHOPを聞かない人々の心にも深く届く。Shing02とも共振するその世界、記念すべきソロ処女作。
21世紀に生きる現代人のこころを深いところまでMC SODAというフィルターを通して言語化したポエティックかつメッセージ性の強い歌詞。その歌詞は彼の迷いの無い明瞭な発声によって更に強い説得力を生み出す。そして、ピアノを基調とした情緒的なトラックはＭC SODAのラップと絡み合い、自身が生まれ育った地、北海道の四季のように幾多の色に染め上げている。初めから終わりまでこのアルバムを聴いた時、まるで次々と繰り広げられる現代人達のヒューマンドラマを観ているような感覚へと誘われていく。このアルバムは哀愁感漂う作品に仕上がっているが、これを聞いた人は今流行の哀愁系HIPHOPとは逸脱した作品だという事に気付くだろう。TRIBE ROCKのMC SODAとは違った一面を表現した初のソロアルバム。この渾身の1枚はまたしても日本全国に衝撃をもたらすだろう。ピアノを基調とした叙情的で美しいトラックと万人が聴き取りやすい発声、心に響くポエティックなリリックが所謂HIPHOPリスナーは勿論、HIPHOPを聞かない人々の心にも深く届く。Shing02とも共振するその世界、記念すべきソロ処女作。

プロフィール：MC SODA (TRIBE ROCK)
札幌のHIPHOPグループ、TRIBE ROCKのMC。99年より詩を書き始め、ほぼ同時にRAPを始める。自身の言葉の探究の為に音楽イベントのみならず詩の朗読イベントにも出演している。生々しく現実を描写した詞から幻想的な詞まで幅の広い世界観で創り上げる楽曲は唯一無二。出演作品はDJ A-1の「SCAANLOUS RADIO MIX CD」、「腕舞句」、「敏腕舞句」に参加。TRIBE ROCKとしては、北海道最大のロックフェス・RISINGSUN ROCK FESTIVAL in EZOに出演を果たすなど積極的に活動している。2006年9月には1st12inchEP「一輪の花/VAMPIRE 」をリリース。2007年11月には2nd12inchEP「SpareNoPains」、1st CDアルバム「TRI TONE」をリリース。2009年1月発売予定のdj michitaのアルバム「Three」にもMC SODAとして参加している。