Product Details
ISBN 10 : 4790233820
Content Description
わたしの場合、二歳のときに母が亡くなった。だれにきいても、母以外にはわたしに身よりはいないという。だからわたしは、ヴィクとはちがって、いずれだれかがむかえに来てくれるなどと考えたことはない。まだずっと幼いころには、『小さな孤児アニー』か何かみたいに、だれかの養子になることを夢見てたけど、六歳を過ぎてしまえば、その可能性はまずなくなる。だからわたしは、自分で作戦を練った。だれも助けてくれないなら、自分で自分を助けるしかない。
【著者紹介】
M・G・ヘネシー : アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス在住。作家。裁判所から任命された特別擁護者(CASA)としてボランティアでロサンゼルスの里親制度を支援している。同時に、LA LGBTセンターのLifeWorksプログラムの指導者として、またGender Odyssey LAの主催者として、さらにCamp Transcendの学長としてFamily Campを主催するなど、LGBTQ+コミュニティのために活動している
杉田七重 : 東京生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。小学校での教師経験ののち、翻訳家として、児童書、YA文学、一般書などフィクションを中心に幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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美紀ちゃん
読了日:2022/06/16
はる
読了日:2021/08/28
まる子
読了日:2022/11/24
わむう
読了日:2023/03/19
長くつしたのピッピ
読了日:2022/08/09
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