Michael Ducker: Tombeaux-mourning Music From The Baroque Era

リュートの響きが身に染みる。
愛すべき人物との別れを惜しむ美しい音楽

フランス・バロックで流行した「トンボー」は愛すべき人物との別れを偲ぶ音楽。ただし必ずしも悲しい音楽でなければならない、という訳ではなく、長調の曲あり、快速なものがあればゆったりしたものもあったりと、様々な音楽語法が用いられているのが特徴です。
　古楽アンサンブル「ヌオーヴォ・アスペット」のリーダーとしても活躍するリュート奏者、ミヒャエル・デュッカーによる巧みな演奏は、喪に服したバロックの作曲家たちが無尽蔵の創意と独創性を発揮したことをおおいに示してくれます。（輸入元情報）

【収録情報】
● W.F.バッハ：幻想曲 ニ短調 WFB.A105
● ド・サン＝リュック：プロイセン女王のトンボー ハ短調
● ゴーティエ： メッサンジョーのトンボー ニ短調
● ゲベル：マダムJのトンボー ハ短調
● ド・ヴィゼー：老ガロ師のトンボー アルマンド イ短調
● 作者不詳（1730年頃）：前奏曲 変ホ長調
● 作者不詳（1730年頃）：トンボー／嘆き／アダージョ
● ヴァイヒェンベルガー：ヨーゼフ皇帝のトンボー ハ短調
● ヴァイス：ロジー伯爵のトンボー ロ短調
● デュフォー：ブランロシェ氏のトンボー ト短調
● ピネル：イングランド王の死に寄せるトンボー
● ゴーティエ：ランクロ氏のトンボー イ短調
● フローベルガー：ブランクロシェ氏の死に寄せてパリで書かれたトンボー ハ短調

　ミヒャエル・デュッカー（リュート）

　録音時期：2020年
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）