CD Import

Tasso, Le Triomphe Funebre du Tasse, etc : Haselbock / Wiener Akademie Orchestra

Liszt (1811-1886)

User Review :3.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
NCA60254
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

Liszt: The Sound of Weimar 4

FRANZ LISZT (1811-1886)
1. Tasso. Lamento e trionfo
2. Le Triomphe funebre du Tasse
3. Heroide funebre
4. Die Ideale

Orchester Wiener Akademie
Martin Haselbock, conductor

Recorded: 2011

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
☆
☆

3.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
オーストリアの古楽器派の指揮者兼オルガニ...

投稿日:2015/09/25 (金)

オーストリアの古楽器派の指揮者兼オルガニストとして知られるマルティン・ハーゼルベックは手兵の古楽器オーケストラ、ウィーン・アカデミー管弦楽団を率いて意欲的な演奏および録音活動を展開している。本盤はハーゼルベックと手兵によるリストの交響詩全集録音からの分売で、『タッソー、悲哀と勝利』、『タッソ、勝利の葬送』、『英雄の嘆き』、『理想』の4曲を収録している。2011年3月&10月、オーストリア・ライディング、フランツ・リスト・センター音楽堂でのセッション収録。音質良好。 ライナーノーツにはオケの楽員が使用していた古楽器の一覧がずらりと並んでいて、ハーゼルベックたちの古楽器・古楽奏法へのこだわりが伝わってくる。スリムでドライな弦、古朴で鄙びた管、いかにも古楽の響きという感じである。ノン・ヴィブラート奏法も徹底されていて、細部まで配慮の行き届いた丁寧で堅実な演奏である。ただ、モダン・オケの演奏と比較するとスケールはやや小さめで、リストの音楽の特徴でもある構えの大きさも縮小気味であり、食い足りなさを覚えてしまうのも事実。バロック期や古典派の作品ならこれでもいいだろうが、ロマン派の作品だとちょっと物足らない。学術的には「正しい」演奏なのだろうど・・・・・・。リスト作品の演奏の常識に一石を投じようというハーゼルベックの意欲は買えるのでこの評価にした。 

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

0

Recommend Items