CD

Piano Works: Pletnev

Liszt (1811-1886)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
VICC60018
Number of Discs
:
1
Format
:
CD

Product Description

プレトニョフの強烈な個性が表われた1枚。ソナタについては極めて遅めのテンポ設定に関して評価が大きく分かれよう。「メフィスト」以下の4曲はいずれも鮮やかで、彼の優れた技巧と音楽性とが余す所なく発揮されている。(原)(CDジャーナル データベースより)

Track List   

Customer Reviews

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 のっけの「ダンテ」から最後の「ソナタ」...

投稿日:2014/08/13 (水)

 のっけの「ダンテ」から最後の「ソナタ」までプレトニョフらしい恰幅の良さとダンディと奇抜さを足して3で割ったような演奏。  多くのピアニストがリストのソナタを演奏するが、他の作曲家のものに比べて演奏者の個性が出やすい(出しやすい?)ような気がする。すさまじい速度と剛腕でねじ伏せるアルゲリッチ、端正なツィメルマン、縦も横もがっちりはまったポリーニ、理性的なブレンデル・・・さまざまな解釈を許容できる懐の深さがこの曲にはあるのだろうか。   その中で当盤のソナタを私なりに考えると「歌舞伎の大見得を切るような演奏」と表現させていただく。芝居がかっているというか、「お、やってくれるじゃない」と思わせるような部分を数多くもつのだ。  それが不思議にマッチするから面白い。authority的な盤にはならないと思うが、聴いて愉しくなれるリスト作品集だ。プレトニョフのクセの強さのためか「?」と思う盤や曲もあるが、このリスト作品集は作品と彼の個性がうまく合ったものになったと思う。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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