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東京タワ-オカンとボクと、時々、オトン

Lily Franky

User Review :5.0
(7)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594049669
ISBN 10 : 4594049664
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2005
Japan

Product Description

柳美里・福田和也・坪内祐三・リリー・フランキーの4名が編集同人となった超世代文芸クオリティマガジン『ex−taxi』。その創刊時より連載されてきた、リリー・フランキー初の長編小説『東京タワー』が、いよいよ単行本化。リリー氏の母親、そして父親との思い出を、幼少時から母親の癌闘病、そして死までを、リリー氏ならではの視点と文体で綴った号泣の物語。子どもが子どもであった時代、炭鉱町での思い出と子供心、少年時代と初恋、上京後の疎外感とモラトリウム、仕事と仲間と居場所を見つけて大人になったボク。リリー・フランキー自身の半生と、母、家族への想いを綴った新たな21世紀文学。

Content Description

母親とは?家族とは?普遍的なテーマを熱くリアルに語る著者初の長編小説。

【著者紹介】
リリー・フランキー : 1963年福岡県生まれ。武蔵野美術大学卒業。文章家、小説家、コラムニスト、絵本作家、イラストレーター、アートディレクター、デザイナー、作詞・作曲家、構成・演出家、ラジオナビゲーター、フォトグラファー…など多彩な顔を持ち、ジャンルの壁を自由に往来しつつ活動。『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン』は著者初めての長篇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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真直ぐで温かい、正直で物悲しい、みんなが...

投稿日:2006/07/22 (土)

真直ぐで温かい、正直で物悲しい、みんなが出会う喜びや悲しみ、みんなに訪れる生と死、ほっこりと懐かしい気持ちに出会える、オカンを大切にしたくなるそんな熱い名作ですね。

ヒロ君 さん | 大阪 | 不明

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リリーさんの作品を初めて読みましたが、震...

投稿日:2006/03/10 (金)

リリーさんの作品を初めて読みましたが、震える程の衝撃を受けました。 分厚い本を手にした時、『わ何日かかるかな』と思ったらびっくり。夢中になり気が付いたらその日中に読んでしまいました。深夜から朝方にかけて、何回もボロボロ泣きながら。。 この本がどうかひとりでも多くの方に読まれると良いです☆  サイコーっ★泣。

パンナコッタ さん | 東京 | 不明

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ありがとう、この本に出逢えて本当に良かっ...

投稿日:2006/01/30 (月)

ありがとう、この本に出逢えて本当に良かった

トムヨー君とコンヴァー人 さん | 群馬 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️リリーさんの本は初めて読みましたが、ものすごく良い本でした。文章が沁みる感じで訥々と彼の半生の中での母と時々出てくる父との思い出を綴ってあり、正直痺れました。お母さんの生き方の振る舞いの中に日本人の良い部分が凝縮されて羨ましくさえ思えました。愛情が人を育み育てることがジワっと伝わってきて人と関わることの大切さがわかるような作品です。もう何年も前のベストセラーですが、遅まきながら堪能しました。

  • 遥かなる想い

    第3回(2006年) 本屋大賞受賞 。 よい話だった。この本を読みながら なぜか海援隊の「母に捧げるバラード」を 思い出していた。舞台は小倉・筑豊から東京。 なぜか心だけあの地に連れていってくれる。オトンのキャラにも度肝を 抜かれたが、その後は一貫してオカンとボクの 物語。東京に行ったボクを温かく見守り、そして 東京に来たオカンとボクの物語。 最後のオカンのボクに贈る手紙の場面では 涙が止まらなかった。あの時代こんな母と息子の 交流は多かったのだろうか・・心に染みる物語だった。

  • あきら

    今年は母親が大きな手術をして、いつかくる別れを意識しました。そんなことがあって涙なしには読めませんでした。思い出の一冊。 -消えそうに咲きそうな蕾が今年も僕を待ってる- コブクロの「蕾」が確かドラマ化された時の主題歌だったような。 このフレーズも読んだあとにすごくじーんとくる。歌詞は感想には関係ないですが。

  • うりすけ

    ボクとオカンのお話で、とても良い、感動するお話だった。最後にはオトンとの会話があったけど、オカンとオトンの関係がようやく分かってボクだけでなく、わたしはとても良い関係だったんだなと思った。九州の方便で話に入りやすかった。

  • 名古屋ケムンパス

    人生哲学の書と読み始めたが、読み進めるにつれて切なさが募り、最終章では涙の方が勝手に目から滲みだした。堪らずひとり本書を手にして帽子を目深に被り、散歩を装って外に出た。放蕩息子のボクといつもいつも息子に優しくて、健気で、働き者で料理の上手だったオカンと頼りにはならなかったオトンの物語。3人で一緒に暮す倖せを掴みたかったのに、もっと優しい言葉を掛けてあげれることもできたのに、オカンの病はその猶予を与えてくれなかった。今、自分の親にしてあげることが何かを考えるともどかしくてもどかしくて胸が苦しくなる。

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