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不思議の国のアリス

Lewis Carroll (Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784890139644
ISBN 10 : 4890139648
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イギリスで1865年に初版が刊行されてから150年。『アリス』の物語に登場する忘れがたいキャラクターや文章や詩の数々は、私たちの文化に浸透し、第一級の児童文学として、世界中の人々に今もなお愛されつづけています。国際アンデルセン賞受賞画家であるロバート・イングペンの表情豊かな挿し絵と、読みやすい新訳によるカラー豪華愛蔵版。

【著者紹介】
ルイス・キャロル : チャールズ・ドッドソンの筆名。1832年、イギリスに生まれる。言葉遊びや謎掛けが大好きで、ゲームやパズルを自作する幼少時代を過ごし、1855年、オックスフォード大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』は、ヴィクトリア朝時代の有名な挿し絵画家ジョン・テニエルの挿し絵付きで1865年に初版が刊行され、子どもたちに最も人気のある物語でありつづけた。その6年後に続編となる『鏡の国のアリス』を出版し、1876年にはナンセンス詩『スナーク狩り』を発表。1898年、65歳で死去した

ロバート・イングペン : 1936年、オーストラリアに生まれる。ロイヤル・メルボルン・インスティテュート・オブ・テクノロジーで挿し絵と装丁の技術を学ぶ。1986年には、児童文学への貢献が認められて国際アンデルセン賞を受賞し、オーストラリア勲位も授けられた

杉田七重 : 1963年東京都に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    「アリス・オン・パレード」第29弾。サイズはタテ23.5cm、ヨコ19.5cm、厚さ2cm、重量720gの重量級大型本。"Alice's Adventures in Wonderland"150周年記念出版。訳は杉田七重。児童書を中心に何冊かの翻訳本を出している。何故この人が起用されたのかは不明。訳文は基本的には無理なくわかりやすいが、会話文の文体以外には特徴はない。絵はロバート・イングペン。アンデルセン賞受賞のオーストラリアの挿絵画家。基本的にはリアリズム画。色鉛筆とパステルだろうか。コレクター向き。

  • 小夜風

    【図書館】何冊目かのアリス。「聖ニコラスがやってくる!」のロバート・イングペンさんが挿し絵とのことで、絶対に読まなくちゃって思いました♪思った通りとっても素敵!カラーの挿し絵が惜しみなく挿入されて、本当に豪華で贅沢な1冊です。チェシャーネコ(本によってチシャ猫、チェシャ猫)は、今まで見たアリスの挿し絵の中で一番美しい猫だと思いました。訳も今まで読んだ中で一番判り易く、ハチャメチャなりにお話がちゃんと成り立っているのが素晴らしいです。とっても楽しく読みました♪

  • ドン•マルロー

    本書が新訳として刊行されたのは2015年10月。おそらく、数多ある『不思議の国のアリス』のなかでも最も新しい刊行本なのではないだろうか。もっとも、ほかの翻訳本を読んだわけではないので、新訳が良い訳なのかどうか断言することはできないのだけれど。いったい何年ぶりに読んだのだろうか。というよりは、真剣に読んだのはこれが初めてかもしれない。勘ぐって読めば、たしかにR.キャロルのアリスを捉える視線には少女に対する偏執的ななにものかが潜んでいる気もしないではなかったが、その根底にはやはり温かな慈愛が流れているようだ。

  • Chiyoka

    「アリス殺し」を読んだあと、「不思議の国のアリス」のストーリーは、冒頭のウサギが懐中時計を持って「遅刻だ!」と走っているシーンしか知らないことに気づいたので読んでみた。なるほど不思議なお話だ。韻を踏んだ言葉遊びを日本語に翻訳するのは大変だったろうな。ロバート・イングペンの挿し絵が綺麗。

  • ヒラP@ehon.gohon

    『不思議の国のアリス』は、初めて読むわけではないのですが、この杉田七重さんの訳には、とても新鮮味と躍動感を感じました。 現代っ子を意識しつつ、遊び心にも手ぬかりなくまとめあげていると思います。 表紙の絵が象徴しているように、スピード感があって楽しく読み終えました。 同じルイス・キャロルの作品なのに不思議。 内容に結構理屈っぽいところがあるのですが、飽きさせない魅力があります。 イングペンの絵も、ヤングアダルトを意識しているようで、中学生くらいにフィットする感覚の物語です。

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