CD

Dubsetter

Lee Perry / Adrian Sherwood

User Review :3.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BRC219
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

世界に類を見ない異端として熱烈な支持を得るリー"スクラッチ”ペリー。そして、ダブの可能性を広げ続けるプロデューサー、エイドリアン・シャーウッド。両者のコラボレーションは、87年『Time Boom X De Devil Dead』と、90年『From TheSecret Laboratory』の2作品があるわけだが、08年の『The Mighty Upsetter』は、競演3作目にして最高の作品だった。『The Mighty Upsetter』のインパクトは、ペリーがかつて作り上げた名トラックをリメイクしていたこと。過去のトラックのリメイクはダンスホール含めてレゲエ・カルチャーのなかで常だが、エイドリアンの視点から現代のベース・ミュージックのひとつとしてペリーの仕事を評価し直し、その現代性を浮き上がらせてみせたのである。

本作『Dubsetter』は、その『The Mighty Upsetter』のダブ・アルバム。ただ、オリジナルの音源を解体・再構築していく通常の「ダブ・アルバム」とは違うスタイルによって制作されている。例えば、この『Dubsetter』には『The Mighty Upsetter』でクレジットされていないプレイヤーが数多く名を連ねている。ブラジルのサンパウロとサルバドールで録音されたと思わしき一部のパーカッション演奏は今回改めて追加収録されたものだし、ダグ・ウィンビッシュ(タックヘッド/リヴィング・カラー)やベテラン・サックス・プレイヤーのデッドリー・ヘッドリーも今回新たにクレジットされている。いくつかの楽曲は原曲のリミックスと言える程度の原型を留めているものの、数曲では大幅にパートが追加され、ほぼ別ヴァージョンと言うべき楽曲となっているのである。そういった意味で、『The Mighty Upsetter』のなかにあったペリーとエイドリアンのバランスがグッとエイドリアン寄りにしたアルバムとは言えるが、エイドリアンの気迫、そして、ふと現れるペリーの言葉。これらが生み出す緊迫感は、『The Mighty Upsetter』とは異なるスリルを僕らに与えてくれる。

パンキッシュで時にメタリックな質感を持つON-Uサウンドを毛嫌いするレゲエ・ファンは決して少なくないが、その一部は『The Mighty Upsetter』を聴いてその思いを改めざるを得なかった。この『Dubsetter』はそうしたリスナーをさらに虜にする力を秘めてもいるし、より広範囲に届けられるべき創造力(想像力)、アイデア、密度がここには詰まっている。『Dubsetter』をただのダブ・アルバムと言うべきではない。これは「もうひとつの『The Mighty Upsetter』」だ。

Track List   

  • 01. His Master's Voice
  • 02. Wake Up Call
  • 03. Lucky Tarzan
  • 04. Pick 'n' Mix
  • 05. Elixir Of Life
  • 06. Yellow Fever
  • 07. Taboo
  • 08. Flush It
  • 09. All Will Be Well In The Garden
  • 10. Kingston Tower
  • 11. Brazilian Jungle

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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the best Sherwood production in many yea...

投稿日:2009/05/03 (日)

the best Sherwood production in many years. it’s pure dub, roots & blues. perry at his best. many guest artists. if you like pure DUB and this is a must. definitely in my top 10 this year.

kingofdub さん | NETHERLANDS | 不明

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ダブワイズとは謂わば引き算の美学と考えて...

投稿日:2009/02/16 (月)

ダブワイズとは謂わば引き算の美学と考えている私としては,最初とっつきにくかったのは事実。何故ならこの盤でエイドリアンが施しているのは「引き算」ではなく,明らかに「足し算」(つまり原曲には無いパートなり楽器を付け加えている)なダブ。BUTそれはダブだろうか?換骨奪胎なリミックスに近いのでは?。聴き手を刺激する尖がったエコーもディレイもあまり無く,サックスやヴァイオリン等が加わった一種「まろやか」な仕上がり。詰らなくはない。しかし・・。

joe さん | 仙台 | 不明

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