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水路の連続殺人 歴史ミステリ-

L.デイヴィス

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334761462
ISBN 10 : 4334761461
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

偉大なる政治家フロンティヌスが喝破したごとく、ローマの水道網の実用性に比べたら、エジプトのピラミッドもギリシアの観光名所も、まったくの役立たずだ―そんな市民の誇りと繁栄を支える水路から、バラバラ死体が相次いで発見された!生まれたばかりの赤ん坊と愛するヘレナの安全を守るためにもファルコは探索を開始する。やがて、祭りのたびに女性が行方不明になっている事実を掴む。犠牲者は彼女たちなのか。

【著者紹介】
リンゼイ・デイヴィス : 1949年生まれ。オックスフォード大学卒業後、公務員から作家に。つねに英米のベストセラー・リストに名を連ねる

矢沢聖子 : 津田塾大学学芸学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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愉快痛快!!ローマ帝国、ヴェスパシアヌス...

投稿日:2011/07/09 (土)

愉快痛快!!ローマ帝国、ヴェスパシアヌス帝の時代、卑しい身分とされた密偵であるファルコが奮闘。魅力的な周囲の人物、特に親友やその他悪友、仲間、家族も登場して)するシリーズもの。  身分違いの恋人(女が惚れる強さを持つ女性)との関係も気になります。 ローマ時代の庶民から貴族・皇帝までの暮らしぶりや風習やリアルにわかるし、登場人物がとても活き活きとしていて、笑わせながらも、つい引き込まれます。英国では毎回ベストセラーリストに登場する国民的活劇シリーズ。  私はこれで、ローマ時代の水道技術の凄さを理解しました。      

diana さん | 茨城県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 中島直人

    今までで、一番サスペンダーらしく感じた作品。ハラハラドキドキで楽しく読めた。

  • あき

    シリーズ9作目。父親になったファルコ。前作の解説に9−11巻はファルコのパートナー探しとありましたが、今回は親友のペトロがパートナー。ペトロは自業自得で休職中&離婚の危機。アナクリテスが奇跡の復活をしていて、なんだか良いパートナーになりそうな予感。でもそもそもファルコはパートナーを求めているのかな。元執政官のユリウス・フロンティヌス(実在の人物)は調べてみたら、95年に水道長官になっていたり、水道についての書籍を出したりしているらしく、今回の事件にまさにぴったり。ローマの水道事情にちょっと詳しくなれます。

  • うしちゃん

    ローマの水道事業 素晴らしい!勾配0.3%

  • 鐵太郎

     徹夜明けのファルコの前に現れた男。 「ファルコ! ─ きみなら助けてくれるよな」 「なにがあったんだ?」 「いや、何もないことを願っているが ─ 彼女を見失ったようなんだ」 予感はあたっていた。悪夢が始まったのだ。 見事な展開、見事な結末。面白い本は、こうでなくてはいけない。 http://homepage2.nifty.com/Tetsutaro/Writer/D/D026.html#D026-009

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