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奇祭の果て 鍋かむり祭の殺人

Kyotaro Nishimura

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167454388
ISBN 10 : 4167454386
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan

Content Description

六本木のホテルで殺された人気女優の顔には鉄製の鍋、目黒のマンションで死体で発見された有名クラブのママの顔には紙製の釜が被せられていた。二人の共通項は三十代の美人で資産家、離婚歴そして派手な男付き合い。芸能界、政財界を巻き込んだ巨大スキャンダルには多すぎる容疑者が。十津川警部・「祭り」シリーズ第7弾。

【著者紹介】
西村京太郎 : 昭和5(1930)年、東京生れ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞、22年に長谷川伸賞を受けている。著書多数。トラベル・ミステリーの第一人者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MASA123

    平成19年(2007年)の作品。奇妙な連続殺人を追って、十津川警部&亀井刑事は、「鍋かむり祭り」の地へ旅立つ。こんな奇祭があるなんて、初めて知った。謂れが謂れだけに、観光PRできない祭りですね。本作は、鉄道も時刻表トリックもでてこないのでトラベルミステリーではなくて、十津川警部「祭り」シリーズとなっている。これが第7弾。ほかの「祭り」シリーズもあるようだ。実在する珍しい祭りに、作者はかなり興味をもったようですね。

  • 竹本明

    人気女優が六本木のホテルで殺された。 死体の顔には鉄の鍋がかぶされていた。 また続けて起こる第2の殺人には、紙で作られた釜がかぶされていた。 十津川警部シリーズの作品である。 事件の展開、また解決へ流れの中で見えてくる犯人の動機、十分楽しめる作品であった。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    鍋かむり祭の殺人」という副題がついている。 日本の文化を知るのによい。 滋賀県の米原にある筑摩神社のお祭り。 日本の三大奇祭だとのこと。 山城の県祭り,越中の尻叩き祭りとの3つとのこと。 関係した男の数さけ鍋か釜をかぶるとのこと。 たしかに,奇祭だ。

  • シーラ

    緑色の狩衣をきた少女が鍋をかぶる姿が可愛い「鍋冠祭」をも殺人事件に。ミステリ作家は業が深いなぁ。

  • にしき

    『犯人』が完璧だと思う女性が存在するのかどうか。おいおいまさか「ただし美女に限る」とか言わないでおくれよ……。

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