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立花宗茂 戦国「最強」の武将 中公新書ラクレ

Kouzo Kaku

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121507129
ISBN 10 : 4121507126
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

九州地方を中心に活躍した戦国武将、立花宗茂。島津征伐や朝鮮出兵など、激戦を重ねて生涯無敗。あの秀吉も「日本無双」と賞賛を送った。関ヶ原の戦い後に大名から浪々の身になるも、再び徳川家に取り立てられると、ついには旧領復帰を果たしたというその生涯から、地元では大河ドラマ化が切望されている。今回、波瀾に満ちた生き方を歴史家・加来氏が独自の視点で描き出す。混沌たる今こそ、戦国「最強」宗茂に学べ!

目次 : 序章 九州三国志(東国の本多忠勝・西国の立花宗茂/ 「家康に過ぎたるもの」 ほか)/ 第1章 二人の父と共に(宗茂はいつ、どこで生まれたのか/ 名門・吉弘家と高橋家の由来 ほか)/ 第2章 立花山での籠城(宗茂の初陣/ 摩利支天と不動明王 ほか)/ 第3章 日本無双―宗茂と豊臣政権(朝鮮出兵への序曲/ 宗茂流の派閥解消術 ほか)/ 終章 二十年後の返り咲きの真相(毛利の変身はいつからか/ 家康の論功行賞 ほか)

【著者紹介】
加来耕三 : 1958年、大阪市生まれ。歴史家、作家。奈良大学卒業後、同大学文学部研究員を経て、現在は著作活動のほか、テレビ・ラジオ番組への出演や、番組の時代考証、企画・監修・構成に携わる。立花宗茂をテーマとした『加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた 超拡大!放送尺22倍スペシャル』(RKB毎日放送)が第57回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞(2019年度)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きみたけ

    秀吉から「西国一の武将」と讃えられた戦国武将の立花宗茂、本を読んでたちまちファンになりました😆著者は作家で歴史家の加来耕三氏。「生涯一度も負けたことがない奇跡の武将」と称される立花宗茂について、本人の生い立ちだけでなく、当時の九州情勢や朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の様子なども解説した一冊。戦術の上手さだけでなく、ブレない自分軸を持ち続けたところがとても魅力。戦国時代の九州の武将はなかなかクローズアップされず、「軍師 官兵衛」でも九州時代の描写はごくわずか。大河ドラマ化したらぜひ見てみたい。

  • Kiyoshi Utsugi

    この本は借りる人が多いので、貸出期間の延長が不可のため、急いで読みました。 豊臣秀吉から西国無双と言われた戦国武将の立花宗茂(東国は本多平八郎忠勝)を描いたもの。 著者の加来耕三は、歴史家であるとともに作家でもあるので、なかなかに面白かったです。 ・九州三国志 ・二人の父と共に ・立花山での籠城 ・日本無双 宗茂と豊臣政権 ・二十年後の返り咲きの真相 から構成されています。 このうちの「九州三国志」の章を読んだら、また九州の城巡りに行きたくなりました。😀 と言っても、マンボウが終わってからですが。

  • はちこう

    「塞翁が楯」では大津城攻略の場面で立花宗茂が登場するが、宗茂最大の活躍は「文禄・慶長の役」の時だったとのこと。宗茂の地元では大河化を期待する声もあるみたいだが、宗茂の名がそれほど有名じゃないのは、この役が現代の日本人に不人気だからだろう。著者は宗茂を戦国無双としているが、後世からの人気を得るのには、その舞台の華々しさも重要な要素になるようだ。父高橋紹運と義父戸次道雪に関する記述に結構な紙幅を割いているが、大津城攻略を含めて宗茂の後半生をもう少し詳しく書いて欲しかった。

  • 寝落ち6段

    立花宗茂、広く知られていない人物だが、ずっとスポットを浴びてほしいと思っている。大友、島津、龍造寺の三国志状態の九州。大友家臣・高橋紹運の子として生まれた宗茂。本書はこの九州三国時代を描くことで、宗茂の立場や考え方の醸成の裏打ちを行う。父の最期や養父・戸次道雪の生き様、あまり描かれていないが妻・ァ千代との愛…。戦国最強武将とか、私は論じられるものではないと思うが、確かに戦国随一の芯をもった人間であったと思う。筋を通す、これは自分の哲学があるからこそできることである。私も自分の哲学をもって生きたい。

  • coolflat

    本書の半分が、題名の立花宗茂の生きた時代とほとんど重ならない、九州三国志(大友vs島津vs龍造寺、主君である大友宗麟、父・高橋紹運、義父・立花道雪を主軸に描かれている)に割かれている。残りの半分に、主役・立花宗茂が活躍する、秀吉の九州征伐〜朝鮮出兵〜関ヶ原の戦い、が割かれている。立花宗茂は1637年の島原の乱あたりまで活躍するが、関ケ原以後は最後の残り2、3ページに表記するのみで寂しい(牢人からの復活劇が分かりにくい)。本書を立花宗茂の伝記として読むと肩透かしを食らうが、九州戦国時代史として読むならアリ。

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