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ISBN 10 : 4344431464
Content Description
三十年間、毎日酒を飲み続けた作家は、突如、酒をやめようと思い立つ。絶望に暮れた最初の三か月、最大の難関お正月、気が緩む旅先での誘惑を乗り越え獲得したのは、よく眠れる痩せた身体、明晰な脳髄、そして寂しさへの自覚だ。そもそも人生は楽しくない。そう気づくと酒なしで人生は面白くなる。饒舌な思考、苦悩と葛藤が炸裂する断酒の記録。
目次 : 酒こそ、人生の楽しみ、か?/ 酒やめますか?人間やめますか?/ いずれ死ぬのに、節制など卑怯ではないか/ 今も続く正気と狂気のせめぎあい/ 人生は本来楽しいものなのか?苦しいものなのか?/ 飲酒とは人生の負債である/ 肉体の暴れを抑制する方法を考える/ 禁酒会の連帯感で酒はやめられるのか?/ 酒を飲みたい肉体の暴れは肉体で縛る/ 嫌酒薬は苦しみだけをもたらす〔ほか〕
【著者紹介】
町田康 : 1962年大阪府生まれ。81年パンクバンド「INU」でデビューし活躍。96年初の小説「くっすん大黒」を発表、同作は翌97年Bunkamuraドゥマゴ文学賞・野間文芸新人賞を受賞。以降、2000年「きれぎれ」で芥川賞、01年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞、08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ゆいまある
読了日:2023/12/30
ペグ
読了日:2024/07/21
メタボン
読了日:2022/03/18
chanvesa
読了日:2023/07/12
活字スキー
読了日:2022/02/27
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