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真夜中の弥次さん喜多さん 小説

Kotobuki Shiriagari

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309407395
ISBN 10 : 4309407390
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2005
Japan

Product Description

宮藤官九郎・初監督、主演・長瀬智也と中村七之助!話題の映画原作を待望の文庫化。「江戸ってなぁ、紙みてえにペラペラだ」弥次さん喜多さんはなぜお伊勢参りの旅に出た?弥次さんはなぜ女房を捨てた?漫画では描かれなかった旅の秘密に迫る、宮藤官九郎初監督の映画原作。リアルを求める旅の行方は…。

Content Description

「江戸ってなぁ、紙みてえにペラペラだ」弥次さん喜多さんはなぜお伊勢参りの旅に出た?弥次さんはなぜ女房を捨てた?漫画では描かれなかった旅の秘密に迫る、宮藤官九郎初監督の映画原作。リアルを求める旅の行方は…。

【著者紹介】
しりあがり寿 : 1958年生れ。『時事おやじ2000』『ゆるゆるオヤジ』で第46回文芸春秋漫画賞、『弥次喜多inDEEP』で第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • うりぼう

    松丸本舗の三冊屋、最後の1冊。エアリーなのだ。元は漫画、映画にもなり、どちらも未知ですが、皆さんの感想では、小説の方がシュールで暗澹としている。クプクプの海の冒険に始まり、SFの銀河をヒッチハイクし、最後に伊勢参り、エアリーは飛翔を続け、リアルと幻覚が錯綜する世界へといざなう。ガリバー旅行記か。始まりが彼岸と此岸を行き来し、3つのお宿で、自己否定、自己解放、自己陶酔の極致を見せ、間奏では、鏡像、苦い思い出、羞恥心を挟む。その後に巨大な力に対する無力感、初恋の終わらぬ想い出、あまりの平和さへの呪いと続く構成

  • 三柴ゆよし

    漫画という媒体で表現出来なかった部分を、ちゃっかり表現しちゃってる。それにしても、漫画版はこんなに暗かったっけか。お伊勢参りの旅自体、シャブ中の妄想、あるいは「旅のはじまり」の時点で既にふたりは死んでいるのかもしれない。そう考えると、ほとんどホラーだよこれ。怖い、怖い。あと、『パプリカ』のクライマックスを髣髴させるパレード・シーンは圧巻の一言。

  • 樹999

    映画や漫画はコメディ路線が強かったが、小説版は絵や映像による「軽さ」を剥ぎ取った重暗い「リアル」と「非リアル」だけが残り、ひたすら怖かった。序章「旅のはじまり」の冒頭だけがリアルだと確信できる部分だったが、それ以降は彼らの旅路の何もかもがリアリティを伴わず、ほとんど「何がなんだか分からない」。本文中に幾度か出てきたこのフレーズがこの混沌そのものの世界観をよくあらわしていると思う。支離滅裂に見えてそうでない、シュールだけど深い。漫画や映画より、この作品においてはこの小説版に出会えてよかったと思う。楽しめた。

  • メグメグ

    なんだかすごかった。シュールで支離滅裂。作者の漫画の世界を何倍も濃ゆ〜くした感じ。弥次さんと喜多さんには、永遠に旅を続けて欲しい。

  • てっしー

    サイケデリック東海道中膝栗毛。映画や漫画の知識は一切なく、東海道中〜について知りたくて読みました。結果は…(笑)ストーリーはおそらく原作にほとんど沿っていないと思われますが、エッセンスは近いのではないでしょうか?現代人がこれを読んでいるような感覚で、江戸時代の方々は十返舎一九を読んでいたのではないか、と想像しました。頭がクラクラしました。でも、もう少し艶っぽいのが読みたかったかな。 

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