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Happy Box

Kotaro Isaka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569802947
ISBN 10 : 456980294X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ペンネームに「幸」が付いた5人の作家が紡ぐ「幸せ」についての物語。

【著者紹介】
伊坂幸太郎 : 1971年、千葉県生まれ。東北大学卒。2000年に『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。04年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、08年に『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞と第5回本屋大賞をダブル受賞するなど、受賞歴多数

山本幸久 : 1966年、東京都生まれ。中央大学卒。編集プロダクション勤務などを経て、2003年に「笑う招き猫」で第16回小説すばる新人賞を受賞してデビュー

中山智幸 : 1975年、鹿児島県生まれ。西南学院大学卒。2005年に「さりぎわの歩き方」で第101回文學界新人賞を受賞してデビュー。08年には「空で歌う」が第138回芥川賞候補にノミネートされた

真梨幸子 : 1964年、宮崎県生まれ。多摩芸術学園(現・多摩美術大学卒)。2005年に『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞してデビュー

小路幸也 : 1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむpulp‐town fiction』で第29回メフィスト賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kishikan

    Wonderful Story を先に読んでいたので、この書き下ろしアンソロジーの企画趣旨は分かっていたのに、やはり読後は、なんて面白い企画なんだろうと感慨ひとしお。5人の皆様の話を読んで、あらためて人によって幸せとかHappyと感じるものが異なるんだなぁと実感。上手いなぁとか良い話だなぁとすぐに思うものもあれば、読後ややあってから沁みる話だったなぁというものもあったりと、個性がきらりと光る短編集でした。伊坂さんの「Weather」、山本幸久さんの「天使」、小路幸久さんの「幸せな死神」がすばらしい。

  • ひめありす@灯れ松明の火

    花嫁の憂いを吹き飛ばす魔除けのSomething blue。正方形のさいころ転がして決める次の一歩はイシカバカバ、ふりだしへすすむ。老女と少年と少女と、ポケットに懐にバッグの中に交差された手と奇妙な絆。硝子の人魚姫は青い海の底に沈んでいたら幸せだったのか、知らなかったあの頃には戻れないふしあわせ。こんなやらかい水色の雨降る日、音楽が好きでさびしがり屋で泣き虫な優しいあなたにもう一度会えるのかな。さいころの目みたいに、見えているモノだけが『幸せ』の全てじゃない。名前にその筆に『幸』を持つ人たちの五つの物語。

  • くろり - しろくろりちよ

    名前に「幸」の字が付く作家が描く、幸せをぎゅっと凝縮した物語。心配性の主人公の同僚の結婚式、新郎が考えた押しつけがましくなく素敵なサプライズ、伊坂幸太郎『Weather』。おばあちゃんの掏模師が過去の自分を反芻しつつ、出会った姉弟の幸せを願う、山本幸久『天使』。SF的要素を取り入れ絆の輪廻を描いた、中山智幸『ふりだしにすすむ』。失われた過去に幸せの懐古を見る、真梨幸子『ハッピーエンドの掟』。偶然出会った孤独な死神に寄り添う、小路幸也『幸せな死神』。どれも箱いっぱいの幸せを詰めて。幸せな死神、大好きでした。

  • 紫綺

    伊坂(幸)太郎、山本(幸)久、中山智(幸)、真梨(幸)子、小路(幸)也・・・ハッピーをテーマのアンソロジーというだけでなく、作家名にも「幸」の付く人を集めていて、それだけでも幸せ気分♪特に「死神の精度」の伊坂さんと一緒の本の中で、小路さん作の「幸せな死神」は印象的だった。装丁もシンプルで品良く、幸せな一冊。

  • あつひめ

    「幸」がつく作家さんが幸せに関する物語を書くって、ありそうでない企画で、まずはそれだけで興味深々。名を連ねる作家さんたちをみて、もっと興味津々。中山さん、真梨さんは初読みでしたが、他の作品も読んでみたくなりました。伊坂さんの「Weathe」rがほろりとでもほんわかと心が温まる「幸せ」でした。真梨さんの「ハッピーエンドの掟」は悲しさを含む「幸せ」。いろんな幸せの色が散りばめられているのに、すべての作品で一つの大きなあ幸せの形にもなっている。幸せって嬉しいことばかりではなく辛いことも含めて幸せなのかも。

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