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Happy Box(仮)Php文芸文庫

Kotaro Isaka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569764542
ISBN 10 : 4569764541
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
November/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ペンネームに「幸」の付く五人の人気作家が、「幸せ」をテーマに紡いだ小説アンソロジー。結婚披露宴を舞台にサプライズと感動が盛り込まれた「Weather」(伊坂幸太郎)、おばあちゃん掏摸師を主人公にした「天使」(山本幸久)、SFテイストの「ふりだしにすすむ」(中山智幸)、溺め手から幸せに迫った「ハッピーエンドの掟」(真梨幸子)、幸せの対極的な存在を登場させた「幸せな死神」(小路幸也)の五つの物語を収録。

【著者紹介】
伊坂幸太郎 : 1971年、千葉県生まれ。東北大学卒。2000年に『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。04年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞を受賞。08年に『ゴールデンスランバー』で第21回山本周五郎賞と第5回本屋大賞をダブル受賞

山本幸久 : 1966年、東京都生まれ。中央大学卒。編集プロダクション勤務などを経て、2003年に『アカコとヒトミと』(『笑う招き猫』)で第16回小説すばる新人賞を受賞してデビュー

中山智幸 : 1975年、鹿児島県生まれ。西南学院大学卒。2005年に「さりぎわの歩き方」で第101回文學界新人賞を受賞してデビュー。08年には「空で歌う」が第138回芥川賞候補にノミネートされた

真梨幸子 : 1964年、宮崎県生まれ。多摩芸術学園(現・多摩美術大学)卒。2005年に『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞してデビュー

小路幸也 : 1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp‐town fiction』で第29回メフィスト賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小梅

    ペンネームに「幸」の付く作家5人の「幸せ」がテーマのアンソロジー。小路幸也「幸せな死神」が良かったなぁ〜真梨幸子さんは苦手でした。

  • りゅう☆

    女遊びが絶えない友人が結婚。結婚前に再び女の影が?まさかの企みに感動の伊坂幸太郎さん。ベテラン掏摸師が哀れな姉弟を助ける。でも待ち受けてた結末は…幸せと思えたことがよかった山本幸久さん。「僕ね、君の生まれ変わり」と言って現れた老人。怪しげながらも彼と過ごした日々は有意義だった中山智幸さん。傍から見たら幸せに見えても、当事者はそうでもない場合もある。重苦しい雰囲気漂うのはさすが真梨幸子さん。死神が幸せを感じた時、ちょっぴり切なかった小路幸也さん。イライラしたり凹んだりもするけど、その先に見えるのは「幸せ」→

  • ふじさん

    名前に「幸」せの一文字を持つ作家を集めて、幸せをテーマに紡いだ短編小説を集めたアンソロジー。「Weather」は、結婚式を挙げる親友は女性関係が派手で、新婦も心配する存在、どんな展開で終わると思いきや、心温まる結末が。「天使」は、おばあちゃんの掏摸師が父親に虐待を受ける姉弟のために一肌脱ぐという話、面白かった。「ふりだしにすすむ」は、SF調の異色作品、多少違和感が。「ハッピーエンドの掟」は、イヤミスの女王が描いたちょっと怖さの残る作品。「死神」は、主人公と死神との交流を描いたユーモア溢れ作品で読めた。

  • のんちゃん

    夫の本棚から。名前に“幸”という字が入る5人の作家による“幸”に関する物語のアンソロジー。なかなか粋な企画だ。そして大当たり‼︎中山智幸氏と私がイヤミスが苦手で読まず嫌いだった真梨幸子氏が初読みだったが、どのお話も頁をめくる手が止まらなかった。特に読メ登録以前からのお気に入り作家さんである山本幸久氏と小路幸也氏のお話は優しく楽しくわかり易くあるのに、読後に静謐な余韻を残してくれる作品で、大好きだ!初読みのお二人、それから、伊坂幸太郎氏の作品もこれからつとめて読んでみよう!という気にもさせてもらった。

  • papako

    バレンタインにしあわせな本が読みたくて。二勝三分かな。伊坂さんにまず泣かされて、久々の山本作品にもグッときました。初めて読んだ中山智幸作品はなんとなく。真梨幸子、ちょっと苦手。小路幸也、なんとなく。でも、あったかい気持ちになれました。

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