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3652 Adecade

Kotaro Isaka

User Review :4.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784104596058
ISBN 10 : 4104596051
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan

Product Description

3652日間に紡がれた数多の「小説以外」を、惜しむことなく一挙収録!

偏愛する本や映画に音楽、「喫茶店」で巻き起こる奇跡、退職を決めたあの日のこと、「干支」に恐怖する年末年始、封印された「小説」のアイデア――二十世紀末のデビューから十年、伊坂幸太郎の初エッセイ集いよいよ刊行! すべてのエッセイに、裏話満載の語り下ろし脚注付き! 全小説リスト(単行本未収録作含む)も入っています。

Content Description

「喫茶店」で巻き起こる数々の奇跡、退職を決意したあの日のこと、「青春」の部屋の直筆間取り図、デビュー前のふたりの恩人、偏愛する本や映画に音楽、「干支」に怯える日々、恐るべき料理、封印された「小説」のアイディア―20世紀「最後」の「新人作家」が歩んできた10年。

目次 : 幾つもの映像や文章に影響を受け、そして現在/ キャラメルコーン/ ハードボイルド作家が人を救う話/ 健康療法マニア/ アメリカンコーヒーゲーム/ B型とセガールとヨーグルト/ 映画館は平和だ/ 言葉の壁/ 自由な席/ ごきげんよう〔ほか〕

【著者紹介】
伊坂幸太郎 : 1971年千葉県生れ。1996年サントリーミステリー大賞で、「悪党たちが目にしみる」が佳作となる。2000年『オーデュボンの祈り』(新潮社)で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』(東京創元社)で第25回吉川英治文学新人賞を、「死神の精度」(オール讀物)で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。2008年には『ゴールデンスランバー』(新潮社)で第5回本屋大賞と第21回山本周五郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 エッセイは「その人の人柄」が解かります...

投稿日:2012/02/03 (金)

 エッセイは「その人の人柄」が解かります。  「自分の成功を自慢したいだけ」なのか「サービス精神が旺盛」なのか、「誠実」なのか…その人の特徴が現れていると思います。  そういう意味でも、非常に面白いと思います。

fumi さん | 神奈川県 | 不明

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伊坂さんの小説は何度も読んでいますが、エ...

投稿日:2010/12/27 (月)

伊坂さんの小説は何度も読んでいますが、エッセイを読む機会はあまりなかったので、この本で今までのエッセイを一気に読めるのはファンとして大満足です!あの小説が出来ることになった由来のエピソードとか、苦労して書いている干支のエッセイとか、伊坂さんの小説同様、思わずクスリとしてしまいました。そのほかにも、伊坂さんの好きな作家が書いてあり、思わずその方々の本も読みたくなってしまいました。でも、伊坂さんも書いているとおり、小説家さんの本業は小説だと思うので、あえて★4つにさせていただきました。2011年も、心に残るような、思わずクスリとしてしまうような小説、楽しみにしています。

maruku+ さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • らったった

    著者10年分の思いがぎっしり詰まったエッセイ集です。小説家の方は自分のことを平凡なやつといっていますが、そんなことないと思います(^^)また、新しい作品期待しています(*^^*)

  • hiro

    エッセイが苦手という伊坂さんの「十周年のエッセイ集」。この本を読んで伊坂さんについてわかったことは、@自分のことを出不精、小心者、心配性だと思っている。A映画、音楽が大好き。B初めて行った外国は、あの‘ドルジ’の母国ブータン。C小説を書くときは、「笑える」というのがとても重要と考え、そのことばかり考えている。D過去に読んで影響を受けた小説。E黒澤、溝口などの小説の登場人物の名前の由来。つまり、この本は、伊坂幸太郎ファンには必読のエッセイだということだ。さあ、続けて積読本となっている伊坂本を読もうと思う。

  • ちはや@灯れ松明の火

    十年一昔とはいうものの、仕事して本読んでまた仕事して時々映画行ってと、そんな平凡な毎日を3652回繰り返せばあっという間に十年間なんて経過してしまう。当代きっての人気作家が住まう杜の都、そこには超然とした泥棒も音楽好きな死神も麻雀好きの大学生も首相暗殺の汚名を着せられた逃亡者も当然ながら存在せず、ただ謙虚で真摯な小説家が十年一日の平々凡々な日常を送りながら非凡な作品を毎年毎年生み出しているだけだ。人を楽しませるエンタメを書きたいという情熱は時を経ても変わることなく。きっとこれから先、何十年もずっと。

  • ミナコ@灯れ松明の火

    「どんな本を気に入るのか」「どんな映画や音楽をカッコいいと思うのか」を垣間見るということは、その人の核の部分に触れるようなものではないかと思う。小説の根底に流れるメッセージから作者さんの人となりを想像することはできていたけれど、このエッセイでそれが更にはっきりとした輪郭になってきた感じ。ご自身でつけられた脚注が、エッセイ発表当時と今との時間を埋めていて、2度おいしかった。読みたい本がまた増えて、どうしようー!と嬉しい悲鳴。

  • nyanco

    あとがきで伊坂さんご自身が仰っているように、大変申し訳ありませんが小説に比べるとエッセイは…です。確かにモリミーやマキメのエッセイも小説に比べると、イマイチ面白くない(ゴメンナサイ)破天荒な小説を描かれる作家さんって意外と普段は非常に真面目な方が多く、エッセイになるとこの生真面目な感じが小説に比べてあんまり面白くない…と感じてしまうんでしょうか。でも、伊坂さんの真面目なお人柄は実に良く伝わってきます。欄外に説明を加筆されているあたり、いかにも真面目な伊坂さんらしい。続→

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