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ホワイトラビット

Kotaro Isaka

User Review :3.5
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784104596072
ISBN 10 : 4104596078
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan

Content Description

仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ方向に転がっていく――。「白兎(しろうさぎ)事件」の全貌を知ることができるのはあなただけ! 伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX! あの泥棒も登場します。

Customer Reviews

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「違うよ。はい、生まれました。はい、いろ...

投稿日:2021/04/10 (土)

「違うよ。はい、生まれました。はい、いろいろありました。はい、死にました」 「あなた、びっくりしますよ!」「覚悟を決めてください」 楽しい会話満載はいつもどおり。もう少しハチャメチャだと、もっとよかった。

akb009 さん | 愛知県 | 不明

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様々な登場人物からの視点が飛び交いストー...

投稿日:2018/12/11 (火)

様々な登場人物からの視点が飛び交いストーリーが加速していく。トリック的には映像化が 出来ないけど伊坂さんらしいエンタメ性が高い1冊。

太陽の塔 さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    伊坂幸太郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の意図した人質立てこもり事件の決定版までの出来ではありませんが、安定の伊坂ワールドです。兎、猪、ハリネズミ、鼠、猫等、動物?が沢山登場します。本作は、レ・ミゼラブルのオマージュ小説でもあるのでしょうか?

  • ヴェネツィア

    伊坂幸太郎の作品群の中では『マリア・ビートル』や『オー!ファーザー』と並ぶ荒唐無稽さを継承する。犯罪小説なのだが、例えばパトリシア・コーンウェルなどの一連の緻密な手法とは正反対の路線といってよい。また語りの方法も、あえて『レ・ミゼラブル』に準えつつ、19世紀型の全てを知り登場人物の全てを支配する神の視点というスタイルをとる。そのことによる時間軸の前後関係のねじれが、小説に一種奇妙な感覚を付与しているのである。また、主人公たちの惚け具合が小説世界を深刻さからはほど遠い軽妙な世界を構成する作品。

  • ウッディ

    仙台市内で発生した人質立てこもり事件。犯人の白兎は妻を監禁され、被害者家族の父は空き巣犯で、息子は殺人犯で、母は息子を庇って死体遺棄とハチャメチャな設定ながら、数々の伏線をきちんと回収され、収まる所に収まってしまう伊坂ワールドでした。オリオオリオのオリオン座へのこだわりやレ・ミゼラブルに関する会話のやり取りなど、クスッと笑えるやり取りがちりばめられていて、どこを切っても伊坂幸太郎の小説でした。ただ時間が行きつ戻りつしたせいか、読んでいて疲れてしまったのが、残念。

  • うっちー

    難しい!でも伊坂さんらしい作品

  • ehirano1

    かの「レ・ミゼラブル(ユーゴ―)」に魅せられ過ぎた著者による(笑)「著者風味のレ・ミゼラブル」という感じがしましたが、とっても楽しかったです。

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