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ペッパーズ・ゴースト 朝日文庫

Kotaro Isaka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022651785
ISBN 10 : 4022651784
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

中学の国語教師・檀(だん)は、猫を愛する奇妙な2人組の小説原稿を生徒から渡される。さらに檀は他人の明日が少し観える力を持つことから謎の集団とも関わり始め……。作家生活20周年超の集大成。一大エンターテインメント長編!《解説・大矢博子》

【著者紹介】
伊坂幸太郎 : 1971年千葉県生まれ。作家。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、08年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞、20年『逆ソクラテス』で柴田錬三郎賞を受賞。21年本作『ペッパーズ・ゴースト』が宮脇書店主催のいま読むべき本“ミヤボン2021”に選出される。英国推理作家協会賞(CWA賞)に2回最終候補になるなど国外での評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いなばさくら

    長編サスペンス・ミステリ。伊坂幸太郎さんの単行本は全て読み終わっているので、ずっと新刊待ちの状態でお預けをくっているのですが、我慢しきれず文庫化された本作を購入。単行本を読んだのは2年以上前なのでうっすらとしか覚えていなかったのも奏功しました。一面的に悪党とは言えない悪者コンビ、ウイットに富んだ会話、絶妙なところで痛みを回避する残虐シーン、いかにも伊坂さんらしい内容です。こういうの、好きなんだなあ。ちなみに単行本の新刊は2025年1月22日発売、「楽園の楽園」という書下ろし短編らしいです。楽しみ!

  • F

    現実(この小説の中での現実)と虚構が混じり合い、更にこの作品を読んでいる読者も巻き込んだ作品で、構成が凄まじかったです。アクションシーンや事件の展開などはさすが伊坂幸太郎という感じでハラハラドキドキしながら読めました。ネコジゴ・ハンターの2人が好きです。今後の作品にも出てきてほしい! 他の作品の登場人物(?)たちも出てきて嬉しかったです。途中の展開がハッキリするまで考えながら読んでいたので、展開を知った上でまた読み返したいと思いました。

  • ふう

    伊坂氏はまたいつものように、作品の中に「希望」をいくつも詰め込んでくれました。ネコジゴ・ハンターの存在も、先行上映の特殊な力も、苦しんだり悲しんだりする人や動物たちを少しでも減らせるかもしれない。誰かが動けば、きっと「救いはない、抜け出せない」という場所から抜け出せるかもしれない。ひどいできごとはニュースになりやすいけど、実際にはそれよりもっとたくさんのいいできごとがわたしたちの周りにある。本当にそうですね。作中作の構成も、登場人物のつながり方もおもしろくて、さすが伊坂さん、という感じでした。

  • nobby

    良くも悪くも伊坂幸太郎を味わえる1冊。ある中学教師が苦悩する日常と、「ネコジゴ・ハンター」という突飛なファンタジーがあらたな作中作として並ぶ構成への脳内混乱を楽しめる。その現実パートも内閣情報調査室によるテロ対策に繋がり、その発端となるのは〈先行上映〉なる限界多き超能力で、そしたら架空人物ロシアンブルにアメショーが実際に登場して交錯!こんな物騒で複雑で不思議な事象を夢中で読ませるのはスゴい!ただ…ニーチェを基に現在の世相などに切り込むのがやっぱり苦手…あと憎たらしい強打者は完全に王求を思い浮かべてた(笑)

  • H!deking

    いやー久しぶりの伊坂さん。そうそうこれを待ってたんですよー!って感じでしたね。シアンとアメショーの掛け合いとか伊坂節で好みど真ん中でした。俺の人生も誰かの書いた小説の一ページなんだろうな笑

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