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ほっこりミステリー 宝島社文庫

Kotaro Isaka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784800223395
ISBN 10 : 4800223393
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

凄腕の殺し屋・兜が登場する、伊坂幸太郎の人気シリーズ作品「BEE」。『さよならドビュッシー』の映画化で話題の中山七里が贈る「二百十日の風」は、田舎を舞台にした心温まる物語。大藪春彦賞受賞で勢いづく柚月裕子は「心を掬う」で涙を誘う。「アゲハ」がドラマ化された吉川英梨は、「18番テーブルの幽霊」で驚きのトリックを描く!心がじんわり温まる、“人の死なないミステリー小説”が待望の文庫化。

【著者紹介】
伊坂幸太郎 : 1971年、千葉県生まれ。2000年に第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、『オーデュボンの祈り』(新潮文庫)にてデビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』(創元推理文庫)で第25回吉川英治文学新人賞を、「死神の精度」(オール讀物)で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。2008年には『ゴールデンスランバー』(新潮文庫)で第5回本屋大賞と第21回山本周五郎賞を受賞した

中山七里 : 1961年、岐阜県生まれ。現在会社員。第8回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞、2010年に『さよならドビュッシー』にてデビュー

柚月裕子 : 1968年、岩手県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞。2009年『臨床真理』にてデビュー。『検事の本懐』(宝島社文庫)で第25回山本周五郎賞にノミネート、第15回大藪春彦賞を受賞

吉川英梨 : 1977年、埼玉県生まれ。第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞、2008年に『私の結婚に関する予言38』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    イヤミスの逆張りを狙った4名様4作アンソロジー。ほっこりの意味を取り違えているかなぁ。まさか伊坂さんの殺し屋シリーズのスピンオフがここで読めるとは、望外でした。柚月さんの佐方貞人シリーズは未読でしたが、著者配慮で前日譚となって影響は無いようになっている様です。助かります。吉川さんははじめましてなのだと思うのですが、こちらも『女性秘匿捜査官・原麻希』シリーズのスピンオフとの事。シリーズ作品のスピンオフ多過ぎ( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。いっその事、七里さんも岬洋介シリーズから書いてくれたりしても良かったかも。

  • hiro

    作家四人の‘人の死なないミステリー’のアンソロジー。柚月さんと吉川さんは初読み。伊坂:伊坂さんらしい作品。恐妻家の殺し屋兜が命を懸けて狙う相手は。兜が主人公の短編集を読みたい。 中山:高田は何者?ミステリー+αの作品。 柚月:ミステリーより(失礼)、佐方検事と郵便監察官福村の仕事に対する真摯な態度がいい。 吉川:京王線仙川にあるイタリアンレストランで起こるお化け騒動を鑑識課員の麻希が解決するミステリー。昔仙川に住んでいたので、このレストランの場所が気になるw 贔屓目だけども、伊坂さんの作品が一番良かった。

  • ひさか

    2011年4月刊のしあわせなミステリーを2014年3月文庫化し、改題。短編4編のアンソロジー。「二百十日の風」の謎解きは、ファンタジー風で楽しめた。「BEE」は、死人は出ないものの殺し屋の話で、ほっこりとはそぐわない。「心を掬う」はほっこりなテーマである。すくうという漢字が読めなかった。最終話「18番テーブルの幽霊」は、冗長で、あまり面白くなかった。

  • まこみん

    伊坂さんの「BEE」はグラスホッパー、マリアビードル繋がりの殺し屋、兜の話。家では妻の顔色を窺う恐妻家の彼がスズメバチ退治する顛末。完全?防御の彼の姿を想像して笑える。今度は兜の仕事ぶりも読みたくなった。「二百十日の風」は中山さん?と思った程ファンタジーな出来事が。赤い髪、真ん丸の目、灰色のジャケット、幼い頃の記憶…。こんな話も好きだなぁ。「心を掬う」は柚月さんの佐方シリーズの一編。読みたいと思いながらまだ未読だった。郵便物紛失から彼の洞察力が冴える。人の死なないミステリー、気軽に楽しめた一冊。

  • のいじぃ

    読了。4人の作家から編む短編集。10年前の作品。タイトルの言葉に苦手意識があり改題前のでも良かったと思ったのがひとつ。中山さん以外は各方のシリーズからのもので、該当作品をきちんと読み、登場人物に慣れ親しんでいた方が受ける印象も感想も変わったかも知れないと思ったのがひとつ。そして書き下ろしの中山さんは風の又三郎になぞらえて書かれているものの現実とファンタジーを融合させるには雑であり配慮にも欠けている。人の死なないミステリーだとしても全編を通じて「ほっこり」でもなければ「しあわせ」も感じることがなかった一冊。

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