SACD Import

Die Tote Stadt : Erich Leinsdorf / Munich Radio Orchestra, Neblett, Kollo, Prey, Luxon, etc (1975 Stereo)(2SACD)(Hybrid)

Korngold (1897-1957)

User Review :5.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
2CDLX7376
Number of Discs
:
2
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description

コルンゴルト『死の都』全曲
コロ、ネブレット、プライ、ラクソン、ラインスドルフ&ミュンヘン放送管
第1幕アリアの甘美さに酔う!


コルンゴルト23歳の時の傑作オペラ『死の都』は、かつてはマイナーな存在でしたが、近年では実演での上演回数も増え、それに付随してライヴ録音やライヴ映像作品も増えてきました。
 しかし、音質条件が格段に良いセッション録音となると、相変わらずラインスドルフ盤のみという状況が続いており、作品を把握するのに最適な名盤としてのポジションは揺るぎそうにありません。
 1975年、アナログ完成期におこなわれたこの録音は、名匠ラインスドルフの指揮のもと、主役級に表現力だけでなく正確な歌唱をおこなえる人材が集められ、どんな細部も崩れることのない高水準な演奏が展開されているのが特徴です。
 これには好調なときのラインスドルフならではの完全主義的なアプローチが功を奏していると思われ、歌に絡むオーケストラ・パートの雄弁なことでも、競合ライヴ盤を大きく引き離しています。
 有名な第1幕のアリア「マリエッタの歌」は、以前、映画『アリア』や『ラ・パロマ』ほかで印象的に使用されて話題になりましたが、確かにこの旋律美には抗いがたい魅力があります。ディスク1のトラック6、ルネ・コロとキャロル・ネブレットの織りなす端正で味わいのある歌唱は実に甘美で、オーケストラの雄弁なサウンドと共に陶酔的な美しさをもたらしています。(HMV)

【収録情報】
● コルンゴルト:歌劇『死の都』全曲


 パウル:ルネ・コロ(テノール)
 マリエッタ/マリー:キャロル・ネブレット(ソプラノ)
 フランク:ベンジャミン・ラクソン(バリトン)
 ブリギッタ:ローゼ・ヴァーゲマン(メゾ・ソプラノ)
 フリッツ:ヘルマン・プライ(バリトン)
 ジュリエット:ガブリエーレ・フックス(ソプラノ)
 リュシエンヌ:パトリシア・クラーク(ソプラノ)
 ガストン/ヴィクトリン:アントン・デ・リッター(テノール)
 アルベルト公爵:ヴィリー・ブロックマイヤー(テノール)
 テルツ少年合唱団
 バイエルン放送合唱団
 ミュンヘン放送管弦楽団
 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)

 録音時期:1975年6月
 録音場所:ミュンヘン、バイエルン放送局コンサートホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

 The original 3-LP set ARL3-1199 (1975) STEREO/ARD3-1199 QUADRAPHONIC
 Remastered from the original analogue tapes by Michael J. Dutton

 Multi-ch Stereo
 All tracks available in stereo and multi-channel

 SA-CD
 This hybrid 2CD set can be played on any standard CD players

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Comprehensive Evaluation

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投稿日:2014/02/22 (土)

今日の日本での東西競演という現象は、このオペラの世界初演が二箇所同時だったということの、歴史は繰り返すことなのでしょうか? それにしても、解説・対訳付きの再発売とは結構なことではありませんか。日本では不当に低評価のマエストロの代表的な名録音。対訳を手掛けられた先達曰く「プッチーニのメロディとR・シュトラウスの響き」を持つ天才とは――ま、これはいささか持ち上げ過ぎです。音楽は聞き易いものですが、ここぞというツボがない。このオペラの題材も、やはり若干23歳の若者には、いささかヒネ過ぎたものではありませんか? 陰惨なお話を、希望を持たせるエンティングにしたアイデアは買いますが。マリエッタの歌にしても、ピエロの歌にしても、今ひとつショーストップになっていない、もどかしさ。名著「コルンゴルトとその時代」(早崎隆志氏著)が絶版、今や古書価の高いレア・ブックになっているのは残念ですが、代表作といわれる「ヘリアーネの奇蹟」も再発してもらえませんかね。それにしても、力のあるテノールでなければ歌い通せない主役ですが、38歳のルネ・コロ起用とは、RCAもやりましたね。

オペラかじり虫 さん | 兵庫県 | 不明

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投稿日:2012/08/05 (日)

コルンゴルトのオペラ『死の都』。いろんな人の音楽が聞こえてきて、なかなかに面白い。プッチーニあり(『蝶々夫人』風)、R=シュトラウスあり(いろいろ)、レハールあり、マーラーあり、特に「音色」(響きではなくて)にこだわりの作曲家らしい印象かなあ。管弦楽のその魅力に大いに魅かれます。また、旋律美も大変な魅力で、美しい歌が随所にあり、なかなかに聴き惚れます。但し、ドラマの作り方としては今一つ盛り上がらないような気もするなあ。さて、コロ様ファンの私としては、これは珍しいレパートリーながら絶対に外せないところ。パウル役のテノールがほとんど出ずっぱりのようなオペラで、実演では大変な負担でしょうけど、それがコロ様なのだからファンとしてはたまりません。まだ重くなる前のやや軽めの美声で、高音もバッチリの実にすばらしい歌に大いにしびれました。もうこれだけで大満足。ラクソン、プライ、ネブレットらの歌もよし。指揮はベテランのラインスドルフ。プッチーニなんかでは感心しなかったのですが、これは鮮やかでいい出来栄えでしょう。まあ、とりあえず、みなさま、聴いておくんなさいな。特にマーラーやR=シュトラウス好きの方は、何の違和感もなく聴けると思いますよ。魅力的なオペラ、他の演奏でも聴きたくなります。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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美しい歌劇です。コロ、ネブレット、プライ...

投稿日:2011/06/24 (金)

美しい歌劇です。コロ、ネブレット、プライと出演者も豪華なCDです。ラインスドルフの指揮も見事。録音も優秀です。お買い得ですよ、これは!

カズニン さん | 東京都 | 不明

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