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三宅島のムサシ 噴火の島においてきぼりになった犬

Komichi Inoue

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784915513879
ISBN 10 : 4915513874
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2000年8月、三宅島の雄山が噴火。緑豊かな島は火山灰でおおわれ、島民が全員避難することになった。飼い主と乗る予定だった船に乗り遅れ、島に取り残されてしまった犬・ムサシは…。感動のノンフィクション。

【著者紹介】
井上こみち : 埼玉県生まれ。1983年、新聞社募集の懸賞童話入選作の単行本化をきっかけに作家活動に入る。人と動物のふれあいがテーマの、ノンフィクションやドキュメンタリー作品を手がけている。「海をわたった盲導犬ロディ」(理論社)で、第1回日本動物児童文学賞。「カンボジアに心の井戸を」(学習研究社)で、第28回日本児童文芸家協会賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 読書国の仮住まい

    2000年8月、三宅島の雄山が噴火。 島は火山灰で覆われ島民には全員避難が命じられる。 その際、新聞配達員であるリョウさんの飼い犬ムサシは逃げ出してしまう。 リョウさんは当日まで捕まえることが出来ず離島。 残されたムサシは他の飼い犬のエサを漁ったり、巣から落ちた雛を食べたり。 カエルや蛇の卵なども口にして飢えを凌ぐ。 約一年後役場の職員に発見され保護。 リョウさんは再会を果たすが飼うことが出来ず、新しい家族の元に迎えられる。 別の飼い犬は都内の動物病院で息を引き取ることも。 しかしここでも火事場泥棒か…。

  • ︎💓ひかる💓

    ひとり…基 一匹になったムサシがひ、ひなを食べた!緊急事態だから仕方ないか。ニュースのトカラ列島噴火を思い出す。ムサシは生きていた!そして、役所の人々に助けてもらい船へ乗せてもらった。獣医師やトリマーや手厚い保護を受け手厚くされた。新しい飼主も見つかり良かった。本当にこれで良かったのか?いのちを繋いだんだもんね…それは良いことですよね。

  • 有無(ari-nashi)

    飼い主とはぐれて一年間島に残された犬、ムサシの話。人間だけでなく、ペットや家畜まで翻弄されていた。先が見えないまま急な生活の変化に不安を抱えて過ごす人、その人たちを助けようとする人などがいるなか、心無い火事場泥棒もいたのが印象に残った。

  • パン太郎

    震災は人だけでなく動物にもふりかかるということを考えさせられます。それにしても、火事場泥棒も動物ボランティアもおなじ人間なのに、どうしてこう両極端の人がいるんだろうか。

  • Miyoko

    感動のお話でした。

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