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清須会議

Koki Mitani

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344021976
ISBN 10 : 4344021975
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan

Content Description

生誕50周年記念「三谷幸喜大感謝祭」のラストを飾る、満を持しての書き下ろし小説、遂に刊行! 信長亡きあとの日本の歴史を左右する五日間の攻防を「現代語訳」で綴る、笑いと驚きとドラマに満ちた、三谷印の傑作時代エンタテインメント!


日本史上初めての会議。「情」をとるか「利」をとるか。
本能寺の変、一代の英雄織田信長が死んだ。跡目に名乗りを上げたのは、柴田勝家と羽柴秀吉。その決着は、清須会議で着けられることになる。二人が想いを寄せるお市の方は、秀吉憎さで勝家につく。浮かれる勝家は、会議での勝利も疑わない。傷心のうえ、会議の前哨戦とも言えるイノシシ狩りでも破れた秀吉は、誰もが驚く奇策を持って会議に臨む。丹羽長秀、池田恒興はじめ、会議を取り巻く武将たちの逡巡、お市の方、寧、松姫たちの愛憎——。歴史の裏の思惑が、今、明かされる。




【著者紹介】
三谷幸喜 : 1961年7月8日東京生まれ。脚本家。日本大学藝術学部演劇学科卒業。在学中の83年に劇団「東京サンシャインボーイズ」を旗揚げ。94年「東京サンシャインボーイズの“罠”」の公演をもって劇団は30年の充電期間に入った。以後、脚本家としてテレビドラマ・舞台・映画と多方面で執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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三谷幸喜さんの描く「清須会議」。小難しい...

投稿日:2021/04/25 (日)

三谷幸喜さんの描く「清須会議」。小難しい話は一切無いので、日本史ニガテな方は一気に好きになってしまうかもしれません。受験勉強などをされている方は、息抜きにもオススメです。

luna さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    さすが三谷幸喜と思わせる面白さと、演劇のようにテンポよく読めたのがよかった。清須会議という中々色んな勢力が混じりあった戦いに焦点を当てたのはいいポイントだと思った。

  • 射手座の天使あきちゃん

    そのまま舞台や映画の脚本に使えそうですよね! 本能寺で非業の死を遂げた織田信長の後継者を決定する清州(清須)城での宿老会議を現代語訳で再現すると・・・ いかにも三谷さんらしく随所に笑いの小ネタと本音の毒舌、溢れるほどの自我と欲望を「これでもか」とテンコ盛りしても暗い話にならないのは流石ですぅ(笑) 真剣に考えずお腹抱えて笑いましょうよ <(^_^; 

  • よこしま

    映画を観てから本に。表紙を視て笑いました。四人衆でスマホを手にしてるのは、時代の先を視てる藤吉郎。対面の新聞紙は頭の硬い権六だと気付きます。映画も笑えましたが、本もかなり笑えました。一人々々の視点で物語が進んで行く、それも現代語ですから、時代劇という名の喜劇ですね。映画で一番笑わせくれたのが、妻夫木聡が演じる次男のうつつけ信雄。本と映画では違いはありましたが、バカっぷりは見事です。歴史上、織田家で最長に生きたのが信雄ですから本当はバカじゃないんですよね。細かい歴史に疎い人も笑わせる三谷さん、手腕見事です。

  • れみ

    本能寺の変で信長とその息子の信忠が死んだあと、次の棟梁と領地配分を決めた清須会議を描いたお話。ガチガチに時代小説みたいな感じだったら読むの時間かかりそうかなと思ってたら全然違ってた。ていうか、かなり笑える。サクサク読めるし分かりやすくて、文章は軽いけどそれぞれの登場人物がよく作られているなあと感じられた。映画がどんなふうになってるのか凄く気になるなあ…!

  • hiro

    映画やテレビの三谷コメディが大好きなので、三谷さんの時代小説ということで興味を持ち、すぐに図書館で予約した。‘現代語訳’なので、大変読みやすいが、これは時代小説?というのが、正直な最初の感想だった。‘コラーゲン’とか、戦国時代にはない言葉が多くでてくるし、装画ではスマホで電話しているし、時代小説というよりは、時代エンタテイメントとして読んだほうがいいのかもしれない。しかし、秀吉、勝家、お市たちの独白は大変面白く、小説としても楽しく読めた。映画も主役級がずらり並んだ豪華な配役なので、そちらも大変楽しみだ。

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