Books

安部公房全集 028(1984.11-198

Kobo Abe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106401480
ISBN 10 : 4106401487
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2000
Japan

Content Description

目次 : 自作を語る―『方舟さくら丸』(談話)/ 人物ウイークリー・データ安部公房(談話記事)/ ものの見方としてのドキュメンタリーについて(談話)/ 核時代の方舟―第54回新潮文化講演会(講演)/ 『方舟さくら丸』を書いた安部公房氏に聞く(インタビュー)/ 生きることと生き延びること新潮45編集部(インタビュー)/ 方舟は発進せず斎藤季夫(インタビュー)/ 重層的な騎馬物語―木下順二『ぜんぶ馬の話』(選評)/ Diana Cooper‐Clark宛書簡(書簡)/ 気になる著者との30分小川琴子(インタビュー)〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • モトラッド

    ★★★★この全集全体に感じる事だが、巻末の[作品ノート]が素晴らしい!最高の熱意をもって、著書の調査・記録が詳細に記され、凄みすら感じる。ここまで調べ上げて下さった情熱に、感謝と敬意を表したい。この[作品ノート]と本編を対にして、読み進めるべきである。例えば小説『スプーン曲げの少年』は、公房の没後、真知により、フロッピー・ディスクとプリント原稿が発見されたが、異稿が7つもあり、その詳細が記されている。その中に『飛ぶ男』も入っており、どうやらこれらは(文庫本『飛ぶ男』収録の『さまざまな父』含めて)《続く》⇒

  • mak2014

    1巻が5年間にも及んでいる。公房の創作の苦しみが感じられる。最後長編となるはずだった『スプーンを曲げる少年』へ進みそうで遅々として進まない。

  • roughfractus02

    コードの行方/言語の生得説、ピジン語とクレオール語、DNA、右脳と左脳の機能の区別等、演劇を解散し、小説の発表も稀になった彼は、逆に生命というプログラムを作るコードに向き合う。宇宙開発競争でSFの危機が叫ばれた50年代後半から60年代初めに、プログラムを瞬時に実行するコンピュータを前にした彼は、人間をコードを作る側に回れと主張した。そして今、コンピュータ管理する核の恐怖の世界で、彼は人間生命の只中にコードを見出す。同期を非同期させる鍵はここにあるかもしれない。「スプーン曲げの少年」がフロッピーに残された。

  • Bevel

    28巻は、「方舟さくら丸」を書いたあと、「スプーン曲げの少年」が「飛ぶ男」に変わるまで。「本能」、「縄張り」、「御破算主義」、「ことば」、「国家」、「科学」、これらの独特の関係が思想として存在していること。思想が集まって、仮説(ユープケッチャやスプーン曲げ)に関わること。そして、小説は忘却される思想をきっかけに書かれること。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items