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わたしの、本のある日々

Kobayashi Satomi

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620326672
ISBN 10 : 4620326674
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan

Content Description

読書家でなくとも、本は読む。猫と遊んで、ごはんを作り、今日もゆるゆるページをひらく。「本のある愉しい暮らし」を軽やかにつづったエッセイ集。酒井順子さんとの巻末対談も収録。

目次 : 1 出会いと気づきの日々(迷えるお勉強ボヘミアン/ 呼吸も日本文化 ほか)/ 2 言葉のふしぎ(俳句は命がけ?/ 十七文字の広大な世界 ほか)/ 3 先輩たちの本(奇跡の生きもの/ 「好き」を束ねる ほか)/ 4 愉しいひとり暮らし(散歩の時間/ スクワットのおとも ほか)/ 巻末対談 酒井順子×小林聡美「わたしたちの、本のある日々」

【著者紹介】
小林聡美 : 1965年生まれ。俳優。主な出演作に『かもめ食堂』『めがね』『プール』など。著書も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「読書家ではない」と言う小林聡美さんが、...

投稿日:2021/04/11 (日)

「読書家ではない」と言う小林聡美さんが、月に2冊の本について書いた連載をまとめたエッセイです。小林さん自身の日常に即した本、今の自分が求めている本を自然にセレクトしていて、読んでいる私たち自身の生活にもストンっと、染み込みます。肩に力の入ってない自然体な雰囲気が文章からも伝わってきて、小林さんの魅力がつまっています。久しぶりに小林さんを自転車に向かわせたきっかけとなった本『フィンランドの幸せメソッド SISU』について、吉本隆明さんの亡くなった猫の本『フランシス子へ』など、読みたくなる本が目白押しでした。

はれ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ

    大好きな女優小林聡美さんが月に二冊の本を読み、オススメしてくださる連載をまとめた一冊です。単純に本のオススメだけではなく、小林さんの普段の飾らない生活感やあらゆる物事に対する考え方なども綴られており、自分もこういう年齢になると色々と考えさせられました。やはり相変わらず作者さんの'猫愛'が強く、合わせて作者さんが熱心に取り組んでいる俳句への情熱が十分に伝わります。時折でてくるフィンランドの描写もステキだなぁと。個人的に読みたくなる本はあまりありませんでしたが、色んな本の紹介が読めて楽しませてもらいました。

  • ゆきち

    群ようこさんの『パンとスープとネコ日和』と『かもめ食堂』が大好き。この作品のドラマ、映画の主演をされている小林さんもとてもいい。なんとなくぶっきらぼうなんだけどあたたかい雰囲気がとても作品に合っている。『かもめ食堂』の映画は何度も観ている。共演者もフィンランドのヘルシンキも素晴らしい!だから、この本を見つけた時には手に取っていた。小林さんは、俳句をされていて、ネコが好きで、旅も好きで…。そんな方の読む本は、俳句と猫と旅と先輩方のエッセイ。簡潔明瞭で、小林さんらしいのだと思える本のセレクトでとても良かった。

  • Karl Heintz Schneider

    今回のエッセイはどうやら書評エッセイらしい。しかしそこはさすが聡美さん、普通の書評ではない。ご自分の身の回りのことから初めてそこからうまく書評に結びつけている。なのでふだん読書をされない方でも十分楽しめると思う。彼女は、まえがきの中でこんなことを書いている。「読書家でなくとも本は読む。本は好きだ。締め切りのない読書なら最高。でも締め切りがあったからこそこの一冊ができた。」エッセイというものは作者のないしょ話を、こっそり聞かせてもらうようなものだと思う。そんな聡美さんの、とっておきのないしょ話は痛快だった。

  • ばう

    ★★★ その演技もエッセイも片桐はいりさんと共に大好きな小林聡美さんの書評集。毎月2冊の本を紹介する、という雑誌連載をまとめたものですが関連して小林さんの日々の生活についても書かれています。モノの見方、考え方がとても共感出来ます。驚いたことに素敵なエッセイを沢山書いておられる聡美さんが実は読書家では無いと仰っている。けれど本書の中で、ある本の言葉として「言葉は多く読むより深く感じることの方が圧倒的に意味がある」と紹介されていて納得。一冊を、丁寧に読んで多くのことを掬い上げているのですね。良い読書でした。

  • kyokyokyo3201

    好きな役者さんがどんな本を読みどんな感想を持つのかとても興味深く読んだ。あまり手にとらない分野の本が多く、自分の読書の狭さに改めて気付かされる。45歳から大学生になった話など、彼女自身の魅力も垣間見られ楽しい読書だった。

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