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老いの重荷は神の賜物

Kirin Kiki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087808803
ISBN 10 : 4087808807
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan

Content Description

昨年9月の訃報から1年。今なお愛され続ける個性派女優の本音トークをまるごと収録。「全身がんに冒されて」
「老いとのつきあい方」「女優として」「衣食住」etc…。希林流があふれる洒脱な人生読本。生きるヒント満載!

[目次]
プロローグ 朗読『最上のわざ』
第1章 長岡輝子さんと『最上のわざ』
琵琶と私と妹
映画『ツナグ』と『最上のわざ』
養老院で見た長岡さん
宮澤賢治のふるさとで
第2章 老いの重荷は神の賜物
私と病気
がんになって思うこと
全身がんと生きる
私のまわりのがん患者たち
病気は神からの賜物
第3章 女優の道を歩んで
自分の身体をとことん使う
自分をさらけだす仕事に
第4章 私の「衣・食・住」雑感
「衣・食・住」のこだわり
正岡子規の食日記
第5章 これからの私
折口信夫と私たちの神さま
ひとりの日本人として
第6章 質疑応答
第7章 杉村春子さんの思い出

[著者プロフィール]
樹木希林(きききりん)
1943年、東京都生まれ。女優。本名、内田啓子。61年、文学座付属演劇研究所に一期生として入所後、悠木千帆の名で活動を開始。
杉村春子の付け人を経て、64年、テレビドラマ『七人の孫』で頭角を現わす。
70年、『時間ですよ』で注目を浴びると、74年、『寺内貫太郎一家』で演技派としての地位を確立。
77年、樹木希林に改名後も、存在感ある個性派女優として、映画、ドラマ、CF、ナレーションなど、第一線で活躍した。映画での代表作は『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン』(日本アカデミー賞最優秀主演女優賞)、『悪人』(日本アカデミー賞最優秀助演女優賞)、『わが母の記』(日本アカデミー賞最優秀主演女優賞)、『あん』、『万引き家族』(日本アカデミー賞最優秀助演女優賞)など枚挙に暇がない。
08年に紫綬褒章、14年には旭日小綬章。61歳で乳がんを患い、その後、全身がんであることを公表した。
2018年9月15日、都内の自宅にて逝去。享年75。
夫は、ロック・ミュージシャンの故・内田裕也。娘はエッセイストの内田也哉子、娘婿は俳優の本木雅弘。


【著者紹介】
樹木希林 : 1943年、東京都生まれ。女優。本名、内田啓子。61年、文学座付属演劇研究所に1期生として入所後、悠木千帆の名で活動を開始。杉村春子の付け人を経て、64年、テレビドラマ『七人の孫』で頭角を現わす。70年、『時間ですよ』で注目を浴びると、74年、『寺内貫太郎一家』で演技派としての地位を確立。77年、樹木希林に改名後も、存在感ある個性派女優として、映画、ドラマ、CF、ナレーションなど、第一線で活躍した。映画での代表作は『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(日本アカデミー賞最優秀主演女優賞)、『悪人』(日本アカデミー賞最優秀助演女優賞)、『わが母の記』(日本アカデミー賞最優秀主演女優賞)、『あん』、『万引き家族』(日本アカデミー賞最優秀助演女優賞)など枚挙に暇がない。08年に紫綬褒章、14年には旭日小綬章。61歳で乳がんを患い、その後、全身がんであることを公表した。2018年9月15日、都内の自宅にて逝去。享年75。夫は、ロック・ミュージシャンの故・内田裕也。娘はエッセイストの内田也哉子、娘婿は俳優の本木雅弘(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    この穏やかでありながら、しっかりと根付いているものを感じるのは、この方ならではかもしれない。日々の暮らしに対する立ち位置の違いからくるのだろうか。あるがままを受け入れる、そして、そこから自分で考え、自分の五感を信じ、歩を進めること。

  • しゃが

    病院の待合であっけなく読み終えた。「講演されたお話を読みやすくまとめたもの」らしいが、ミーハーな私が希林さんの語りの本のなかでのチョイスを間違ったようで残念だった。この過剰で安易な出版事情は物事を大事にする希林さんの意をくんだものなのだろうか。タイトルの『老いの重荷は神の賜物』の出典元のホイヴェルス神父さんの手紙や折口信夫の古代の日本人の仏教観「寛容な人類教」は興味深かった。

  • Galilei

    読み始めは、『第5章 これからの私』。亡くなられる前に、何を心に留めてたのだろうと覗いてみると、「心の執着、物の執着を捨てると、すごく気軽に生きやすくなった。」と。一方、『女優』や『杉村春子』のプロ意識は、昭和生まれの方には一読をお勧めです。加えて目を引いたのは、巻末の質疑応答(本著は講演会の集録)で、ボロクソに言い続けた紅白歌合戦なのに、審査員席に座ってしまい、その後何も言えなくなったと。主催者へ心遣いだろうか、世に出たドラマ『七人の孫』のギャラの裏話や、岸本加世子とのCMの稽古は、さすがに控えていた。

  • Tomomi Yazaki

    本書は、お亡くなりになって久しい樹木希林さんの雑観記です。通勤電車で読んでますが、何故か自分だけ時間がゆっくり流れている錯覚に陥ります。彼女の印象はズケズケものを言うドライなおばさん。でも相手のトゲを包み込むような優しさも兼ね備えている。それからよく気が付く。親戚にこんな叔母さんがいたっけ。癌になっても悲壮感は微塵も感じられず、逆に生きる大切さを教わった気がする。最後は飄々とした希林さんと一般人との質疑応答。その話し言葉で彼女の声を、そして顔が思い出される。いつまでも、いつまでも読んでいたい。この本を。

  • 青木 蓮友

    まずジョー山中さんの名前とか出しちゃうのがもう、しみじみつくづくと希林さんですよね。ホント多方面から絶妙というか、物事の芯を突くというか。近くに居なくてよかった、芸能人と一般人でちょうどよかったと心底、いまだに思っています。自分の自覚以上に「樹木希林」という人の影響をまともに食らっていて、これはどういうことだと戸惑ってます正直。影響というか、素地にあったものが答え合わせのように鮮明に立ちのぼってきていて。目の前の現実から始めるということ。古着古道具、難題、裕也さんの欠点こそを美点として慈しむ。それ、最強。

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