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僕だって、大丈夫じゃない-それでも互いに生かし生かされる、僕とあなたの平凡な日々-

Kim Si Yeon

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873764740
ISBN 10 : 4873764742
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“自分だって、大丈夫じゃないのに…”と感じながら生きるすべての人へ。愛おしさ100%のヒーリング・エッセイ。韓国「第18回ハンミ随筆文学賞」優秀賞受賞。

目次 : プロローグ 僕とあなたのよみがえり記録/ 蘇生記録No.1 ディスタンス/ 蘇生記録No.2 認める/ 蘇生記録No.3 適応/ 蘇生記録No.4 バランス/ 蘇生記録No.5 応える/ エピローグ だけど本当は、僕だって大丈夫じゃない

【著者紹介】
キム・シヨン : 韓国の片田舎に位置する、五日市が立つ広場の傍らで診療所を営む医師。医大で学んだ後、人命救助の最前線に身を置きたくて、長い間ERと霊安室の間を右往左往する。十数年前、何の因果か町医者となり、緊迫していた前職とは打って変わった平和な場所に身を置く日常に。子どもの頃から暇を見つけては書いていた日記を再び綴り始めたところ、またもや何の因果かそれらの文章がハンミ随筆文学賞を受賞し、出版されることになる

岡崎暢子 : 韓日翻訳家・編集者。韓国人留学生向けフリーペーパーや韓国語学習誌、韓流ムック、翻訳書籍などの編集を手掛けながら翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 二人娘の父

    エッセイとしては、今年読んだ中でいちばん良かった。著者は韓国でいわゆる町医者をしている、キム・シヨンさん。原題は「大丈夫、死なないから」。考えてみると私も高血圧の薬を飲み、月に一度通う診療所の先生に「大丈夫ですね」と言われに行く生活を送っているのである。そしてそれは「生きてても大丈夫」と言う意味に翻訳しながら。

  • イルス

    可愛らしくてホッとする本だった。院長先生が救急で何があったのかは最後までわからなかった。ゆるっとしていて読みやすかった。

  • テリトリーM

    原題は「大丈夫、死なないから」。これはERから町の診療所に転職した医者の診察を終わらせる幕引きワードだった。診察を続けるうちに、老人たちとの掛け合い、気遣いに戸惑いながら彼は変化していく。「老いに適合していく」「昨日よりマシな医者になろうと努力する」そして、また患者さんと次の診療で出会えることを楽しみにしている。だって「誰だって死ぬじゃん」。時間や手間をかけてでも「先生」に診てもらいたい患者さんがいるって本当に幸せなことだ。診療の片手間で日常を綴ったお話だけれど、いろんなことを私にも気づかせてくれた。

  • Yumiko Maura

    優しい気持ちになる😌

  • Yoshimi

    韓国の開業医のおはなし。 韓国も日本も、医療従事者は同じ気持ちになるのだと知った一冊。 一見、刺激の少ない毎日でも幸せは散りばめられていて…生かし生かされている。 個人的には、最後の 応える にある#37謝罪文 にめちゃくちゃ共感し、#38プレゼント で感動した。

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