Love On A Shoestring

元ゲイリー・パケット＆ユニオン・ギャップのベーシスト、後にソングライターとして成功を収めたケリー・チェイターが70年代末にワーナーより発表したソロ2作品がリイシュー。プロデュース、アレンジをスティーヴ・バリ＆マイケル・オマーティアンが手掛けたAORファン・マストな2作品が待望の紙ジャケCD化！
過去に国内CD化されたものの長らく廃盤状態でプレミア化していたAOR名盤として名高いセカンド・アルバム(78年作)がついに復活！金澤寿和著：「AOR・ライトメロウ」掲載作品。
　

▼From Liner Notes
制作スタッフは、前作同様スティーヴ・バリとマイケル・オマーティアンの師弟コンビだが、細かく見るとオマーティアンがプロデュース枠から外れている。でもそれはあくまで表記上の話で、実質的には大きな変化はないと見て良い。
　一方で参加ミュージシャンは大きく変わった。いわゆるTOTOファミリーの参加はなく、代わりに抜擢されたのが、翌79年にドクター・ストラットを率いてモータウンからデビューするティム・ウェストン（g）と、そのメンバーのピーター・フレイバーガー（b）、元ブレッドのマイク・ボッツ（ds）という面々だ。
　ディスクをスピンさせると、何処かドゥービー・ブラザーズを髣髴させる軽快なシャッフル・チューン＜Well On My Way To Loving You＞が飛び出す。共作者のダグ・フォックスワーシーは、前述通り、本作ラストのタイトル曲＜Love On A Shoestring＞のコー・ライターでも。ケリーにとってはそれだけ相性の良いパートナーなのだろう。哀愁感漂うAORチューン＜Quicksilver＞もまた、前作で名曲＜Misty Mary＞を共作していたロジャー・カーシュナーとの楽曲。この人とケリーが紡ぐ曲は、本当に味わい深い。〜解説より一部抜粋
　

オリジナル・リリース：1978年 Warner Bros. Records - BSK 3179
書き下ろし日本語解説：金澤寿和
英文ライナー(Gene Sculatti)/歌詞を掲載したブックレット封入
原盤：Real Gone Music
　
●USオリジナル盤を可能な限り忠実に再現した紙ジャケット仕様(国内制作)
●帯・解説付き国内仕様盤(盤は輸入盤を使用)
●日本先行発売(国内仕様盤のみ紙ジャケット仕様)
●初回限定生産
　
Credits
Arranged By [Strings & Horns], Conductor [Strings & Horns], Keyboards-Michael Omartian
Backing Vocals-Jim Haas, Jon Joyce, Sally Stevens, Susan Stevens
Backing Vocals, Acoustic Guitar-Kerry Chater
Bass, Steel Guitar-Peter Freiberger
Concertmaster [String Section]-Assa Drori
Drums-Mike Botts
Guitar-Tim Weston
Percussion-Victor Feldman
Producer-Steve Barri
Trumpet-Chuck Findley, Dalton Smith
Woodwind-Ernie Watts, Jon Clarke
Woodwind, Saxophone [Solo], Flute [Solo]-Jim Horn
　
（メーカー・インフォメーションより）