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水滸伝 7(烈火の章)

Kenzou Kitakata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087461442
ISBN 10 : 4087461440
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2007
Japan

Content Description

聞煥章が宋江の居場所を掴んだ。宋江は太原府の山中に追い込まれ、一万数千の官軍に包囲されてしまう。陶宗旺が石積みの罠を仕掛け、攻撃に備える。官軍は包囲網をせばめ、ついに火攻めを開始した。飛竜軍、朱同と雷横の兵、さらに林冲の騎馬隊が宋江の元へ駆けつけていく。一方、青蓮寺は史進率いる少華山の殲滅を目論む。その謀略に対して、史進はある決断を下した。北方水滸、動乱の第七巻。

【著者紹介】
北方謙三 : 1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を、2006年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    宋江さん大ピンチ…のはずなのに、本人は全く慌てておらず、武松/李逵の最強護衛タッグが殿のお心を乱すことがないよう、暴れに暴れて敵を蹴散らす。登場が平凡だった陶宗旺の活躍も光り、地味さを払拭。そしてついに長い旅を終えて宋江が梁山泊入山。結局、宋江は宋江のままで何も変わらなかった。中盤以降は先の大きな戦に向けての幕間場面でもあり、全体の進行は緩やか。しかし、序盤から活躍してきた百八星のうち、数名がここに来て一気に命を落とすので、衝撃度は高い巻。長い目で見ると、無理して少華山を引き払う必要もなかったような。

  • しんごろ

    旅の宋江達の危機の中、陶宗旺が漢として成長していく!山中での官軍との戦いにしびれたね〜(^^)雷横、阮小五…格好良すぎ!まさに漢としての生き様にしびれたね〜(^^)林沖、公孫勝…仲間の危機に格好良く登場しすぎ!晁蓋の懐の広さ、優しさ格好良すぎ!他にも史進、陳達に出てくる出てくる漢達の格好良さ、言葉(セリフ)にただただ脱帽です(^-^)そして物語は官軍対梁山泊という完全な図式に!続きが気になって、次巻を読みたくなるように物語を描く北方謙三さんこそが、本当の漢で豪傑ですね!

  • ehirano1

    #疲れは唯生きている証。#他人を守るのは自分自身を守る場合の10倍の労力が必要。#志はおまえのやることの中にある。#闘いの中にこそ見えて来るモノがある。#宋江、呑気に旅して釣りなんかしてんじゃねぇぞ、コラ!お前の呑気のせいでな・・・号泣。#荘軍=トロイの木馬?#時が経てば人の気持ちも変わる、今すぐ決めてしまうことはない。

  • 納間田 圭

    太原府に押し寄せた一万を越える大軍から脱出に成功した宋江。宋江が…いよいよ梁山泊に入り晁蓋と再会する章。替天行道の旗…梁山泊の頂上にある聚義庁。その玄関口に並べられる好漢達の名札の列。磐石となりつつある梁山泊と二龍山と双頭山のトライアングル。しかし…敵もさるもの。そのトライアングルのど真ん中に楔を打ち付ける…そこ祝家、李家、扈家の三家がある独竜岡。さすがは…聞煥章と李富。気になるのは…馬桂に託した策略の行方。この巻で、梁山泊の名札を裏返しの赤字にされた名前は…雷横と阮小五のふたり。裏返し=殉死

  • Kircheis

    ★★★★★ やはり雷横の散り様が一番印象に残る。 阮小五は中核となりそうなキャラだっただけに意外。

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