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水滸伝 3(輪舞の章)

Kenzou Kitakata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087461039
ISBN 10 : 4087461033
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2006
Japan

Content Description

楊志は盗賊に襲われた村に遭遇する。人々は惨殺され金品は奪い尽くされていた。何も手を打とうとしない政府に衝撃を受けた楊志は、魯智深と共に盗賊の根城・二竜山に乗り込む。そして初めて吹毛剣を抜く。一方、国を裏から動かす影の組織・青蓮寺は、梁山泊の財源である「塩の道」を断とうと画策する。それに対抗するため、公孫勝率いる闇の部隊・致死軍が動き出す。荒ぶる北方水滸、灼熱の三巻。

【著者紹介】
北方謙三 : 1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を、2006年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    楊志/魯智深コンビの盗賊退治からと、沸点高めのスタート。ついに吹毛剣を抜く!と仰々しい紹介文の割りに、あっさり抜いて振り回していた。曹正がいい味出して、オリジナルキャラの楊令登場あたりから、かなり好きになった。一等級の戦闘力を備えた豪傑よりも、力はなくとも心意気のある人物に、私は惹かれるのかもしれない。続いて史進がブラック上司化して、武松と入れ替わりで王進のもとに。王進との再会で弱い一面をさらけ出すのにウルっとさせられる。しかし、洗脳されて自我を失ったような武松を見ていると、史進もこうなるのではと不安。

  • しんごろ

    梁山泊はまだ土台作り!公孫勝の致死軍ついに戦いへ!少華山率いる史進、二竜山、桃花山を束ねる楊志等は官軍との戦いに挑み、国の影の組織・青蓮寺の姿、形も見え、武松は宋江の元へ!ついに追われる身になりながら宋江が旅立つんだけど、感想というよりあらすじだな!これは…(^^;)梁山泊以外で動きが活発になり、戦いのシーンが出てきて面白くなってきましたが、しんごろのお気に入り豪傑はまだ出てこず…。続きを早く読まねば(笑)

  • ehirano1

    腐った体制をぶっ壊して立て直そうとする梁山泊(いつぞやの自民党?)、一方、腐った体制を秋(とき)を待ちながら内側から治療しようとする青蓮寺。この構図は外科医(梁山泊)と内科医(青蓮寺)のようにも見えました。

  • 納間田 圭

    19分の3です。梁山湖の東側…二竜山の楊志、桃花山の孔明、そして清風山の燕順が輪舞する。ようやくその存在を世に表し始まる梁山泊。それを薄々と肌で感じるようになる大国 宋の官軍。身震いするような…漢(おとこ)達の生きざま。この章の読みどころは…なんと言っても登場する女性達の描写。済仁美、ケ礼華、閻婆惜、王進の母。理不尽で過酷な運命に苛まれらながらも…女性としての存在を忘れさせない。にしても北方さん…少々女性の描き方が○○すぎるのでは…

  • Kircheis

    ★★★★★ 宋江がやってしまう。その他はこの時点では大きな動きは少ない。

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