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水滸伝 15(折戟の章)

Kenzou Kitakata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087462395
ISBN 10 : 4087462390
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2007
Japan

Content Description

どの寨が崩れても、梁山泊は潰滅する。極限状況の中、各寨は必死の防戦をしていた。特に激しい攻撃に晒された流花寨は、花栄らが死を覚悟して闘い続ける。しかし、官の水軍の進攻が始まり、それも限界が近づいていた。一方、宣賛は起死回生の策を考え出す。密かに李応や索超、扈三娘を北京大名府に急行させた。梁山泊の命運を握る作戦が今、静かに始まる。北方水滸、危局の十五巻。

【著者紹介】
北方謙三 : 1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞する。また、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • W-G

    味方死亡ラッシュから、北京大名府占領作戦、後半は梁山泊内での戦人以外にスポットをあてた語らいシーンや、張平/趙林といった次世代を多く描く、一冊の中に醍醐味が凝縮された良巻。散っていった穆弘や欧鵬、一線を越えて生き返ったともいえる黄信に単廷桂など、穆弘を除いて、今までどこか目立ち切れなかった漢たちが急に輝きだす熱い場面が満載だ。その中でもやはり花栄の弓のインパクトが頭ひとつ抜けているか。欧鵬の最期の台詞とあわせて、強烈に記憶に残る。しかし戦死者が多い巻で、張清一派の加入はるものの、いよいよ戦としてはジリ貧。

  • しんごろ

    官軍との死闘は宣賛の策で終止符!宣賛、見事な軍師ぶりにあっぱれじゃ!朱武も軍師としてあっぱれじゃ!軍師達が熱いぜ!花栄、黄信格好良すぎてあっぱれじゃ!長い戦いのあとは、しばしの休息。梁山泊の日常が嵐の前の静けさを感じる。宋江、好々爺になる(笑)李雲もかい(笑)楊令伝のプロローグはここから始まりかも…。とにかく熱い!

  • 納間田 圭

    一当お気に入りの扈三娘が嫁に行ってしまう。殺伐とした戦ばかり中でのめでたい話だけど。暫く扈三娘ロス状態の僕。絶体絶命…宋の20万超の大官軍に各地で追い込まれる梁山泊軍。この章では…宋清、楽和、穆弘、欧鵬、李応、朱武の名札が赤字に反転。つまり…みんな散ってしまう。もうたまらない…あと数日でどこの寨が破られる寸前ギリギリ。ひとつが破られれば…その後は一気に全滅は必至。そんな中の一発逆転を狙った鉄面孔目 宣賛の起死回生の作戦が…ハマる。それは怪我人、女衆達を駆使した…捨て身の北京大名府の敵の裏をかいた占領作戦

  • ehirano1

    楊令と張平の触れ合いと張平の脱皮が一際印象的だった本書。本当に楊令は立派になったと思います。そして張平への指導は正に王進先生そっくり!ガミガミ言わず静かに背中(=態度)で語る姿が眩しすぎます。

  • Kircheis

    ★★★★★ 北京大名府攻めがメインとなる巻。 穆弘や李応など中核となる者を含め、梁山泊メンバーが続々と死んでいくのが寂しい。 あとやはり扈三娘には王英ではなく晁蓋と結ばれて欲しかったな。

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