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岳飛伝 4 日暈の章 集英社文庫

Kenzou Kitakata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087455403
ISBN 10 : 4087455408
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

ついに兀朮率いる金軍と、南宋の岳飛軍と張俊軍を併せた全軍が激突! 両者一歩も譲らない戦いが展開された。一方、南宋有利に進む中、秦檜には別の思惑が──。中原で蠢動する第四巻。(解説/鳴海章)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G

    蕭R材登場。この後のキーパーソンか。そして、久々に面白いと思える戦で全編が貫かれている。梁山泊はほとんど関らないが、岳飛が考案した、長刀を用いた隊の存在が大きい。思えば、水滸伝時の戦には、こういった、意表をつく奇策が多用され、寡勢で大軍を撃破していく痛快感が何倍にも増幅されていた。楊令の帰還以降、そういう戦がほとんどなくなり、童貫が魅せる場面はちらほらあるも、その死後はパッタリ。これを求めていたのだと気づいた。強いていえば、南宋も金も、愛着のあるキャラが少ないので、その分、冷静に読めてしまうところはある。

  • しんごろ

    金国と南宋の激しい闘い!読みごたえたっぷり。対梁山泊とは違う面白さ。読みごたえたっぷり。ページをめくる手が止まらない。激しい闘いに梁山泊はひと休み。金国と南宋の闘いだけではない。秦檜が南宋の内政を、秦容が南方の開墾を、どう進めていくのか気になるところ。そして、またひとり地味ながら漢がひっそりと…息を引き取った。

  • アルピニア

    いよいよ金軍が南宋に攻め込む。南宋は岳家軍を巻き込み総力を挙げて迎え撃つ。南宋の宰相秦檜は、岳飛を南宋軍の総指揮官にして前線で戦わせるが、今はまだ国力が十分ではないと考えていて、講和の時機を窺っている。まわりの思惑をよそに、兀朮と岳飛の研ぎ澄まされた戦いが繰り広げられる。秦檜との考え方の違いが明らかになってきた時、岳飛がどう動くのかが楽しみでもあり不安でもある。英雄の息子たち、胡土児、蕭R材、許礼も存在感がじわじわと増してきた。特に蕭R材に興味が湧いてきた。

  • sin

    大軍を擁して南下した金軍!南宋との間に立ちはだかる岳家軍と南宋軍!ウジュは曾てない広大な地域の国家を夢想し、岳飛は坑金を理念に漢民族の解放を目指し、北上を決意する。両者が覇権を賭けて激突するなか、いまだ行く末の定まらぬものか、作者は梁山泊に“志”に加えて“夢”を語らせる。

  • ポチ

    岳飛と兀朮の戦いから目が離せない。岳飛と秦檜の考え方の違いが、この先どうなるのか気になる。秦容の開墾の行方も気になる。

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