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チンギス紀 四 遠雷 集英社文庫

Kenzou Kitakata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087447316
ISBN 10 : 4087447316
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan

Content Description

ユーラシア大陸に拡がる人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。
波乱に満ちたその生涯と、彼と出会った様々な英雄たちの生きざまを描く歴史大河小説、好評第四巻。

豊海(バイカル)に派遣した人員をメルキト族に殺害されたテムジンは闘いを決意し、一千騎を用意する。もともとメルキト族と対立する盟友のジャムカも一千騎を率い、テムジン軍を出迎えた。メルキト族の長トクトアもすばやく三千騎を召集したが、テムジンとジャムカはそれに痛撃を加えて軍を引いた。
その後、ジャムカはケレイト王国のトオリル・カンの弟ジャカ・ガンボの姪であるフフーを妻に娶り、テムジンのもとには南から蕭源基らが訪れて再会を果たす。槍の達人ジェルメは、テムジンを二度斬った強者、玄翁に関するある事実を、テムジンに打ち明ける。
そしてついに、トオリル・カンがメルキト族との闘いに臨むため約二万騎を召集し、テムジンとジャムカはそれに合流した。二人は先鋒に選ばれ、ケレイト王国軍の一員として、森を背にした強大な敵との一大決戦に挑むことになる。


【著者略歴】
北方謙三(きたかた・けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を、17 年同作で第 6 回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞。20 年に旭日小綬章を受章。24 年『チンギス紀』(全 17 巻)で第 65回毎日芸術賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

【著者紹介】
北方謙三 : 1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。70年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あすなろ@no book, no life.

    なかなか仕事の影響から読み進められなかったチンギス紀4巻。やはり読むのに気力と体力を要すのが北方先生歴史物なのですよ。決して負の意味ではなく。テムジンが力を付けていく様を描いている。それは巻末や解説の万城目氏が書かれている鉄等の経済的な事だけでなく、人としての長としての人望もである。自身も、何故今駈けているのか分からない時があると語るテムジン。読者にとっては駈けさせるものが多いにあり。さ、また次巻行かなければ僕は駈け着けられないのである。

  • chiseiok

    四巻目に至って巻頭の登場人物表を確認することはだいぶ減ったけれど、地図はまだまだ必要。だだっ広いモンゴル高原の地理関係を認識するのはなかなかに難儀ですなぁ。前巻からの流れで、玄翁がぐいぐい無双するのか?と思いきや今回それは無し。大きな戦はメルキト族vsケレイト王国。6,000個の首の山エグい。ポンコツ甘ったれ息子セングムの指揮の結果では犠牲者も浮かばれないわ。そして、勝った側のトクトアもあんまり嬉しくなさそう。ほんとは高原の覇権なんざ関係なしに、ずっと山にこもって片目狼のダルドと猟をしてたいんだろうなぁ。

  • Book Lover Mr.Garakuta

    【おきな書房】【速読】:段々とテムジンらしさが出てきて、天地盟友して、頭角を現してきた。さあ、次はどう出る。

  • 播州(markU)

    きたきた!万を超える軍のぶつかり合い!トクトア対ケイレト王国withテムジン&ジャムチ!突撃し、受け流し、打ち払い、集結し、また分かれる。矢を剣で払い、体には無数の傷がある男たち!変幻自在の軍の動き!蛇のように絡みつき、そのまま突き抜けて駆け去る騎馬たち!突然なにか硬いものにぶつかり痛撃を受ける。かと思えば敵を誘い込み、そっ首を狙う。これだよこれこれ!やっぱり北方謙三の戦は手に汗握る!え?まだ4巻?まだ4分の1弱?いいねぇ!

  • クレイン

    自分のなかで何か刺さるものがないような気がしている。とりあえず読み進めていくうちにいつも通り熱中すると思うが、今回はエンジンかかるの時間いりそう…💦

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