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チンギス紀 八 杳冥 集英社文庫

Kenzou Kitakata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087447729
ISBN 10 : 4087447723
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan

Content Description

モンゴル族の統一をかけた大きな戦に結着がつき、テムジンは遊牧だけではない生活を見据え、積極的に動く。かつて一時期を過ごした大同府に向かったテムジンは、そこで轟交賈の男と出会う。一方、敗れた者たちはそれぞれに生き延びていた。ジャムカはナイマン王国を引き入れることも含めて軍の立て直しを模索しつつ、メルキト領の北の端で冬籠りをするアインガのもとを訪れる。好評第8巻。

【著者紹介】
北方謙三 : 1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。70年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Book Lover Mr.Garakuta

    【おきな書房】【速読】:逞しいモンゴル遊牧民族らしさが出てて面白かったですね。モンゴル平原を統一し。さらなる版図拡大に向け準備するテムジンと再起を目指すジャムカの一族もいて面白い。物語は愈々中盤に入っていくのだ。

  • 播州(markU)

    前巻の大一番の終戦処理から始まって、テムジンの領土が爆発的に増えた巻。テムジン=モンゴルの構図がほぼできあがる。すわ、ジャムカとの再戦か!?と思わせてからのケレイトの裏切り。見事な撤退描写の後のトオリル・カン視点のため、いっそ滑稽にすら見えてしまう。ケレイト大国まで傘下に加え、飛躍的に大きくなったテムジン。しっかりと準備を重ねてきた巨人が不意に立ち上がったという感想を抱く。鉄を切実に求めるテムジンに、今以上の激戦の気配を見る。さらば、蕭源基。金での父とも呼べる漢であった。

  • クレイン

    ケレイト王国の話があっさりと終わった。意外といえば意外か。結構嫌なキャラも多かったのに幕引きはあっさりとしていた。登場人物たちの退場も目立つようになってきたが、本作で特に感じるのは時間の流れである。作中で純粋な寿命で退場する人が多い。当たり前だが、人は時間の経過で寿命を全うするんだなと。これからも読み進めていく。

  • フク

    #読了 草原の戦は新たなステージへ進み、力という言葉が意味するものがさらに広がっていく。 解説の筆力より腕力という言葉にもげるほど首肯した。 「食うまでは何もわからない」

  • takogon

    ようやく8巻目、というか8巻目まで進んだのに、いまだにどちら側の人間かわからず、巻頭の「登場人物」で確認する始末。情けない(^-^; ジャムカとの対決が近づいている。

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