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出発点 新装版 大江健三郎同時代論集

Kenzaburo Oe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000288217
ISBN 10 : 4000288210
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

戦後を継ぐための(Re‐)Read。「小説とともにふたつの根本の構造材をなす」、もうひとつの想像的活動の原点。著者自ら編んだエッセイ・評論集成。

目次 : 1(戦後世代のイメージ)/ 2(強権に確執をかもす志/ ぼく自身のなかの戦争 ほか)/ 3(私小説について/ 戦後文学をどう受けとめたか ほか)/ 4(われらの性の世界/ 『われらの時代』とぼく自身 ほか)/ 5(独立十年の縮図―内灘/ 失業に悩む旧軍港―呉 ほか)/ 6(今日のクラナッハ/ 裸体の栄光と悲惨 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 聖龍

    大江健三郎氏が20代後半の頃に発表したエッセイ、評論をまとめた時局評論集。比較するのも烏滸がましいが、20代後半の頃の自分と比べ同氏の時局に対する意識の持ち方の高さに愕然とする。中でも心に強く残ったものは、「プラットフォームの娘たち」と「日本に愛想づかしする権利」という評論である。前者は鉄道弘済会で働く女性たちの過酷な労働環境をルポルタージュ風に取り上げた評論であり、後者は広島で原爆被害にあい、白血病で亡くなった青年とその死を果無んで自ら命を絶った婚約者を取り上げた心傷むエッセイである。古びてなどいない。

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