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鹿踊りのはじまり

Kenji Miyazawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784039636300
ISBN 10 : 4039636309
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1994
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    とても繊細な美しさが印象的な「鹿踊りのはじまり 」です。読み友さんがされていたように読み比べをしながら、では自分ならどの人の絵でこの東北の美しさとユーモアに満ちたことばが輝くかなあ…と思いをはせました。

  • ヒラP@ehon.gohon

    嘉十の忘れてきてしまった手ぬぐいをめぐって、鹿の仲間たちが不思議なものを見るかのように、語り合い、恐る恐る触ってみるという、想像しても楽しいシーンが、踊りのように展開されます。たかしたかこさんの淡くて幻想的な絵に魅了されて、とても心地よい絵本です。

  • うーちゃん

    今も花巻に伝わる郷土芸能"鹿踊り"の精神を、"わたくし"が風から聞いた、として語られる、素朴で美しい物語。秋深いすすき野原の光に満ちるようすや風の音色、鹿たちの愛らしい会話と踊り。場面のすべてが生のエネルギーに輝いていて、ああ賢治はほんとうに、白い炎のように燃える、いくむらものすすきの中に寝そべって、風からこの話を聞いたんだろうな、と信じることができた。秋から初冬にぴったりの一冊。同時にこれは、完璧なる鹿萌え童話。鹿に萌えたきゃ(?)これを読むべし。

  • さきん

    農民が置いた団子と置き忘れた手拭いをめぐって鹿たちが会話し、歌う。特に教訓めいたこともく、江戸時代のほのぼのとした印象を受けた。現在また、鹿は増加しており、人間を怖がらない個体も今後出てくるだろう。

  • り こ む ん

    宮沢賢治の色を使った風景の表現が美しく。独特の不可思議の中に現実もある世界が好きだ。6匹の鹿が見せてくれた仕草がとても微笑ましかった。

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