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種山ケ原の夜

Kenji Miyazawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198621759
ISBN 10 : 4198621756
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

宮沢賢治の戯曲「種山ケ原の夜」を絵本で楽しめるように翻案。80年の時を超える賢治の知られざる傑作を、スタジオジブリの美術監督を務める男鹿和雄が柔らかなタッチで現代に甦らせる。

【著者紹介】
宮沢賢治 : 1896年生まれ、岩手県花巻市出身。盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)卒業後同校研究科修了。花巻農学校の教師を経て羅須地人会を設立し農業指導に励む一方、文芸の道を志す。十代の頃から短歌を書き始め、以後、詩、童話へとその領域を広げた。1924年、詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を上梓するが、生前にはこの2冊だけが出版された。1933年37才で結核を患い亡くなったあとに、『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『セロ弾きのゴーシュ』など、数多くの作品が出版されている

男鹿和雄 : 1952年生まれ、秋田県出身。1972年、アニメーション背景美術の会社、小林プロダクションに入社し数々のアニメーション作品の背景に参加。スタジオジブリ作品では「となりのトトロ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「もののけ姫」などの美術監督を務め、「ハウルの動く城」「ゲド戦記」の背景も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    宮沢賢治原作の同名童話を男鹿和雄が翻案し絵を付したもの。男鹿は『となりのトトロ』などのアニメ作品の背景画製作および美術監督を務めた人。原作との校合は行わなかったが、あとがきによれば原作からの最大の改変点は、木霊の伊藤君への最後の台詞であるようだ。余計な付け加えに思えるが、それもまた解釈だろう。絵は、人物像は漫画っぽく、今一つパッとしないが、背景(風景)はさすがに凝っている。ことに馬の登場するシーンは美しい。

  • ♪みどりpiyopiyo♪

    宮沢賢治の知らないお話を読んでみよう週間♪ ■…のつもりで手に取ったのですが、久しぶりにあきれ返る様な暴挙を見ました。宮沢賢治の訴えを完全に無にする様な加筆をしておいて、表紙に大きく「宮沢賢治」の名を記すとは! あとがきで いかにも賢治に心惹かれているかの如く語るけど、実際にしている事は敬意のかけらもありません。■調べてみたら、この人『となりのトトロ』の背景画でやらかした人か! 大衆(ってか自分)の耳に心地よければ改竄も厭わないという姿勢は一貫してますね。(2006年)(→続

  • MOTO

    DVDで観賞。早朝草取りをする為に、山中で一夜を明かす炭焼きを生業とした男達。黒々とした山が森閑とした空気を振るわせ、男達に語りたい事とは何だったのか。過保護過ぎの文明から一時離れ、むき出しの夜に包まれた感覚は悪いもんじゃなかった。方言や斬新な感覚の人間達も面白くて、リピートして何度も繰り返し観賞した。

  • 円舞曲

    男鹿和雄氏の絵柄の雰囲気がいい。方言は多様で読むのが難しい……。

  • アカショウビン

    夢と現実が渾然としている。山々の絵が素晴らしい。横に開いて見る種山ケ原の広がり、雲、霧が美しい。まったく現実など、世界の一部なのだな。

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