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宮沢賢治詩集 宮沢賢治1

Kenji Miyazawa

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784316800257
ISBN 10 : 4316800256
Format
Books
Release Date
July/2003
Japan

Content Description

37年の生涯に、800余篇の口語詩、100余篇の童話をはじめ、あまたの作品を生み出した宮沢賢治。本書には、その詩世界を味わうために、「春と修羅」をはじめ多くの作品からセレクトした名作を収録。

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最近ラジオやテレビで日本の山々の番組によ...

投稿日:2021/04/25 (日)

最近ラジオやテレビで日本の山々の番組によく出会うので、深田久弥箸「日本百名山」(新潮文庫)を読むことにしました。13 岩手山。と言えば宮沢賢治、ということで今一度その詩を押さえておく必要を感じました。岩波文庫の宮沢賢治詩集。1950年第1刷、2019年7月第87刷。生徒の頃は暗唱できていたのに、これ読めませんでした。もう少しルビを振っていただいても。全集収録の詩約八百篇の五分の一弱を採ったそうで「賢治詩を全集で読むと、その豊富がしばしば過剰と感ぜられることがあるので、その弊をここでは却つて救うことができ、従つて一般には取りつきにくい賢治詩の世界に人人を導き入れるには恰好なものになった」と谷川徹三さんの解説にあります。携帯して味わっていきたいです。

izkeiske さん | 岡山県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Maki

    思うところがあり、昨夜ごそごそと探しはじめ見つかった本。なんで忘れてたんだろう。好きだった。わかって読んだことがあるだろうか。今でもわかって読んでいるだろうか。でもすごく好きで何度も読んだ本。

  • mimm

    新潮文庫の詩集を所有していたにも拘らず、借りてきた一冊。でもこっちの方が読みやすい。字の大きさや注釈の入り方が良いのかも。春と修羅1〜3を中心に、補遺詩篇・口詩詩稿・歌曲等が少々。妹の別れから探しに行く作品が、やっぱり胸を打ちました。根底にある強い宗教心から、随分と自分に厳しい人なんだなぁと感じることも。もっと長生きして、作品を読みたかったと思う反面、昏い時代に入ったので見られなくて良かったのかもと思うところも。あまりも繊細で清すぎる気がしました。

  • ダダダンダ

    宮沢賢治の詩は地学や天文学、また仏教用語が頻出するので、この本は注釈が下にあるつくりで分かりやすかった。解説の仏教的な解釈から、賢治の文学の根幹の部分に法華経があるのを知り勉強したいと思った。妹が亡くなってからの詩群に表れる葛藤に惹きつけられる…「青森挽歌」“あいつがいなくなつてからのあとのひるよる/わたくしはただの一どたりと/あいつだけがいいとこに行けばいいと/そういのりはしなかつたと思ひます”⇄「噴火湾(ノクターン)」“わたくしのかなしみにいぢけた感情は/どうしてもどこかにかくされたとし子をおもふ”

  • ルジャンパール究一

    恍惚

  • 「あるサラリーマンの生と死」と「蜜蜂と遠雷」で「春と修羅を読まないといかん」と思って。詩集全体が春と修羅であり、春と修羅という詩がある。小岩井農場と賢治の砕石工場通じての関係を知った今は、標題詩だけは明るい理由がわかる。あとは暗い。岩手山さえも。あの広大な青と緑の風景を思い出すにつけ、標題詩の4行の暗さは突出している。内容が膨大かつ抽象的で読むにはこたえるが、おそらく研究しがいもあるし、卒論も書きやすかろう。明石がこの詩に対しどんな即興を奏でたのか・・・・、CDを予約して聴くときにまた参照してみよう。

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