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シグナルとシグナレス 画本宮澤賢治

Kenji Miyazawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769023258
ISBN 10 : 4769023251
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • マリリン

    繊細な色彩で描かれた小林敏也氏の画が、星を散りばめた空へ誘う。賢治の独特の世界に棲む純粋な恋が描かれた本作は、「銀河鉄道の夜」を想わせる夜空がひときわ美しい。...地上の全ての人々にひとつづつ星がある。死んでいる人にも、これから生まれる人にも... 併読していた作品に書かれていた言葉が脳裏をよぎった。  時刻表や路線図等も書かれていて、娘が大学生になった年の夏、一泊で慌ただしく訪れた時の事が懐かしく甦った。

  • ちえ

    「愛の童話集」で読んでいたシグナルとシグナレスの恋のものがたりが、小林敏也の版画で瑞々しくよみがえった。シグナル、シグナレス、シグナルつきの電信柱、倉庫の表情、夜空に見える星や星雲…1ページ1ページ見返すと引き込まれる。表紙裏の「賢治案内地図ードリームランドとしてのイーハトブ」にも見いってしまう("⌒∇⌒")それにしても、聞こえなかったシグナルの言葉が東京を通ってシグナルつきの電信柱に戻ってくるって…凄いな(笑)

  • 優希

    純粋で美しい恋の物語でした。大人のための童話という印象です。

  • みう

    東からの一番列車が歌いながらやって来る。冒頭の歌が声に出すとリズムがよくてとても良い。情熱的なシグナル、いじらしいシグナレスの身分違いの恋。周りが寝静まった夜にやっと二人きりで、星に祈る。環状星雲💫を婚約指輪💍にするなんて、ロマンチストやな宮沢賢治。恋をしながら見上げる冬の夜空はひときわ美しいですね🌌

  • ヒラP@ehon.gohon

    【再読】大人のための絵本。 軽便鉄道の木製の信号機のシグナレス、本線の新式の信号機のシグナル、交わることのない線路の、断絶を超えた恋物語です。

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